第б回裏短コン#26「名誉毀損手筋」

「名誉毀損手筋」kisy作 15位

名誉毀損手筋

作意手順 97香、83玉、73角成、同歩、98銀、89竜、75桂。

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正解:35 誤解:0 無解:0 無評価:0
評点:2.523
順位予想 1位:- 2位:- 3位:-
ベストタイトル投票:3票

☆馬屋原作の名誉手筋を打歩利用なしでやってみた作品。
・・・というのは表向きのコメントで、「名誉毀損手筋」というネタ全振りのタイトルでどうしても作りたかっただけの一作。青木裕一さんから「Site Owner, Cite Honor」の投稿時「サイト所有者(=kisyさん)よ、名誉を引用せよ(=名誉手筋で1作作れ)」」とコメントいただいたこともあり、裏短編コンクールで発表することになった。

☆初手97香は、作意順で98銀、85玉の変化で96銀を見た限定打。中合は全て取って打てば詰んでいる。本作の方法以外にも名誉手筋にはいろいろ発想の広がりがあると思うので、作家の皆さんには是非挑戦していただきたい。

nono_y「名誉手筋1号局は長すぎたので、この手数でまとめれば毀損はして
いないのでは。」
園川「96に利きがあり、銀引で利きが通る限定打(史上初かは不明)。」
tsumegaeru「中途半端な位置に打つ初手が特徴的。」
田川雄大「85玉には86銀なのが名誉毀損たる所以?」
藤原俊雅「コンクールにひとつは欲しいユーモア作。」
菊田裕司「若島手筋でしたっけ? コンパクトにまとまっていて名誉棄損なんてことはないと思う。」
mituhiko「龍をずらしてからの待望の桂跳ねがピースがかっちりはまるようで楽しかったです。」
オオサキ「偽名誉手筋ではあるけど、打歩詰から離れたという点で名誉手筋を発展させたのは、むしろこっちの作品なのではないかとも思った。
95香や96香ではダメな理由が2手目85玉の変化で香が近すぎて詰まないだったら、偽名誉手筋もどきになって一周して名誉手筋になれたのに。」
金少桂「タイトルと配置の一発ギャグですね。馬屋原さんとある程度親しい人が作者と予想。」
soga「名誉手筋っぽい手順を念頭においていたため、2手目85玉を96銀以下で詰ませていました。」
大瀬戸「銀引きを作る。」
ミーナ「こちらは第一感。慣れってこわい。」
ほっと「タイトルが印象的。」
雲虚空「名誉毀損なんてことは全然ないと思います。」
まゆしぃ「何が名誉毀損なのかは気になる。」
だっしぃ。「意外性のある空き王手が良かった」
おかもと「2手目95香合は作意手順が成立するので無駄合なんだろうが、
7手の順もあってすっきりしない。」
馬屋原剛「名誉手筋の名誉を毀損するなんて訴訟も辞さない。」
☆ひえっ

太刀岡甫「打歩を利用せずに名誉手筋をやった作。
85玉に対して96銀ではなく86銀で詰ます点において、構想が実現されているかは議論の余地がありそう。
特に⑳と並べられてしまうと。
作者予想はkisyさん。こんなようなものを作ると言っていた気がするから。」
上谷直希「2択を残す。」
虎野亜奈「あれ名誉手筋っていうのか、知らなかった。パロディだけど限定打物として普通に良い作品だと思う。」
斎藤光寿「タイトルで笑ってしまった。良いオマージュだ。」
青木裕一「狙いの構図は2019年2月デパート馬屋原作に似ているが意味づけは微妙に違う。
⑳を作っているときにこの意味づけも頭をよぎったが、先にやられた。」
山下誠「タイトルの意味を考えてみたが分からない。」
まつきち「1号局作者のタイトルへの感想が聞きたい(笑)」
宮田敦史「中合は出なかったが角香が消えるので良し。」
松下拓矢「馬屋原氏春霞賞作の香限定打かな。それが「名誉毀損」ということは他者作?」
黒川「先行作の簡素表現なので、評価が難しい・・・。」
梶谷和宏「この手筋の2号局でしょうか。きれいに決まっていますが、訴えられないようにご本家に了承とることは必要(笑)。」
奥鳥羽生「こんなこと 想いつくのは ご本人」
風みどり「タイトルが笑えすぎてコメントに困る。」
三輪勝昭「初手96銀と98銀の選択の余地を残す高級手筋に見せかけて85玉のため下から打っているだけ。
タイトル(狙い)が先か手順が先か分からないが名誉毀損手筋のタイトルはピッタリ。」
keima82「初手の限定打からの不安感のある詰ませ方が素晴らしい。
タイトルの意味は全く分かりませんでしたが、手順が面白いので9点。」
∇「後ろに入るための限定打」
有吉弘敏「あまり考えるところがなく、手順前後を防ぐための双玉は今一つ。」

☆作者予想

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☆3名的中!当ててもらえると嬉しいですね。