第б回裏短コン#22「ダイヤモンド玉」

「ダイヤモンド玉」だっしぃ。作 24位

ダイヤモンド玉

作意手順 53飛生、54銀合、56歩、64玉、54飛成、同玉、55銀。

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正解:35 誤解:0 無解:0 無評価:1
評点:2.188
順位予想 1位:- 2位:- 3位:-
ベストタイトル投票:-

☆ダイヤモンドの初形曲詰。33竜と73飛の違いだけでほぼ左右対称なのも美しい。

☆ダイヤモンドは4月の誕生石ということで4番の出題。

☆龍と飛の違いを活かし、打歩詰回避のため初手は53飛生と入る。合駒問題だが、56歩、64玉、63飛成に備えて斜め後ろに利く駒が候補。角は売り切れなので54銀合に決まる。以下、56歩を設置し銀を取って収束する。

作者コメント
普段は手数を指定して作ることはしないので、難しかったです。また、初期配置で形を表現しようとしたのは初めてで、最初はハート形にしようとしたのですがうまくいかず、この形になりました。
詰将棋作家さんはすごいですね…

☆最初にいただいた図は盤面一杯のハートだったが、残念ながら大きなキズがあり返送。そして再投稿いただいたのが本作。初めての初形曲詰創作で不成と限定合入りは高度な造り。次回作に期待が高まる。

nono_y「非対称の理由を考えれば初手がわかり、以後も見え見え。初形市松
は評価ポイントだが非効率な配置。」
園川「飛と龍の違いを示す。」
tsumegaeru「初形が綺麗。駒取りはすこし残念。」
田川雄大「初形が綺麗」
藤原俊雅「普通の打歩回避。」
菊田裕司「64香は飾り駒か。」
mituhiko「華やかな見た目と生飛車からくる作為、楽しく解けました。」
オオサキ「初手3択とはいえ、この形は不成と決まっているのでイマイチ。
ただ銀合をパクって詰みというのは見たことがないので、そこが新しいところ?」
金少桂「曲詰に打歩詰回避の飛不成と限定合駒がうまく入るものだなと思う。」
soga「とにかく64へ利きを作らないようにする。」
大瀬戸「ダイヤを象った初形に平易な手順、可愛らしい作品。」
ミーナ「初形の美しさでは、今回一番。非対称の輝き。」
ほっと「初形は綺麗だけど駒を効率悪く置いているだけだったり。」
雲虚空「初手が飛生なので、5手目の成生非限定が気になってしまいます。」
まゆしぃ「35とは不要なんだろうが、裏短コン感があってよい。」
おかもと「64香は飾り駒……」
馬屋原剛「綺麗な初形。」
太刀岡甫「狙いが初形と飛生だけだとしたら、あまり新しいことはしていないように思う。
作者予想はmituhikoさん。知らない人の作品に見えた。」
上谷直希「7手詰で合駒を取る手順はさすがに割りを食うか。」
虎野亜奈「曲詰で不成に限定合が入れば十分だけど、64香は花駒?」
斎藤光寿「24馬が好配置だ。生、限定合入りと手順との調和が嬉しい。」
青木裕一「わかりやすい狙いとタイトル。
面白い初形……と言いたいところだが、35とが飾り駒なのはいただけない。
※35との必要性の検討で柿木使用」
山下誠「きれいな初形が目を引く。」
まつきち「ちょっとあっけない?超短編合駒物の宿命かも。」
宮田敦史「形は素晴らしいが手順はイマイチか。」
松下拓矢「7手で駒取り2回は流石に多いかと。初形は面白かった。」
黒川「狙いがやや弱い。」
梶谷和宏「美しい初形ですね。収束が決まればもっと良かった。」
奥鳥羽生「輝きが 一カ所違う 妖しさか」
風みどり「面白さを感じるのは0初形1不成以下どんどん評価が下がっていく損な創り方。」
三輪勝昭「僕は純左右対称形が大嫌い。右か左かの謎解きがなくなるからだけど、このような成駒か生駒の違いが左右対称形では一番良いと思う。
美しい初形だけど、64香は飾り駒かな。」
keima82「初型が綺麗で、手順も非常にわかり易いです。」
∇「形は良い」
有吉弘敏「初形曲詰なので、手順は限界がある。その中で飛生と限定合が入れば十分。」

☆作者予想

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☆虎野亜奈さんのみ的中!