見出し画像

汽水空港ターミナル1(店舗)とターミナル2(食える公園)

大山町でハクナマタタというアフリカ文化を取り入れたゲストハウス兼シェアハウスを営んでいるカカさんと出会った。まだ行ったことはないが以前から気になっていて、敷地内につくった竹の建築物などが素晴らしく、いつか訪れてみたいと思っていた。
アフリカと日本を行き来しながらハクナマタタを運営しているカカさんは、「国内ワーホリ」という制度を使ってビジターを受け入れ、共に作業をしているらしい。「国内ワーホリ」、全然知らなかった。今調べたら正確には「ふるさとワーホリ」という制度らしい。
概要は

ふるさとワーキングホリデーの制度の目的
2017年1月より、日本国内のふるさとの地域で「ふるさとワーキングホリデー」という新しい取り組みがスタートしました。期間中に地域で働くことで収入を得ることができるとともに、休日は自由な休暇を過ごすことができる制度です。地域住民との交流(イベント)や学びの場(地域勉強会)を通じて、旅行では味わえない地域の実際の生活を体験できます。

都市部の若者が抱く「地域づくりへの参加がしたい」「地域との交流を深めたい」といった社会・地域貢献への想いや、移住などを考える社会人の想いと、地域の人々の「地域の魅力を伝えたい」「交流人口を増やして地域経済を活性化したい」「多くの人に定住してほしい」というふたつの想いを結ぶのが「ふるさとワーキングホリデー」という制度です。

というものらしい。受け入れ側には宿泊費と交通費が支払われるとのこと。この制度を使えば、例えばターミナル2の開拓やツリーハウス建築、柵づくりなどのヘルプをお願いできるかもしれない。我が家の裏にある作業場もいつかビジターが滞在できるように改装したいとも考えている。台湾にあった書粥みたいに、汽水空港の店番を旅人にしてもらうようなこともやれたらいいなとも思う。
良いことを聞いたかもしれない。興味ある人いるかな~。鳥取は3月から11月くらいまでは気候も落ち着いている。早く受け入れられる環境を整えたい。

竹林整備、メンマづくり、田畑をやる気満々でいたけど3月になり、気づけばもう5月で、あっという間に時間が経ってしまった。店舗に関することで手いっぱいでなかなか土に触れる時間をつくれずにいる。
ターミナル2の正式名称は「汽水空港ターミナル2(食える公園)」で、店舗(ターミナル1)と同じかそれ以上に重要な場所だと感じている。僕は本屋を「原っぱ」のように捉えており、原っぱがつくりたくて本屋を開業したようなものだ。そこで人と人が偶然出会う、交流が生まれる。世界を読む。店舗(ターミナル1)では文字や言葉を読み、食える公園(ターミナル2)では草木や土、虫、言葉になる以前のものを読む。その2つが充実してやっと「汽水空港」は完成する。ターミナル1は2015年にOPENしたけど、汽水空港はまだまだ建設途中の段階です。

ていうか、今店番してるんだけど、こんなことを書いてるのは何故か。そう!暇なんです!みんな店にこーい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?