生命体としての人間と現代の日本を通じて、人生の豊かさを考えてみる
30歳を手前にして、気づけば新卒で入社した会社の同期はだいぶ残りが少なくなったり、同世代は結婚ラッシュが起き、最近「大きな問い」を良く考えるようになった。
大きな問いとは、古代から偉大な哲学者が考えていた問いである。例えば、「どうすれば幸せになれるのか?」「人は、なぜ生きるのか?」という類のものだ。
なぜか。上述の事象が周辺であったこともあるが、そもそも人間がどういう生き物かを考えると、他の生き物と異なり、唯一、脳が発達し、言語を得て、社会を作った訳である。ただ、他の動物と