8/19炊き出しサポート食券。ニンニクの芽大量の真夏のスタミナカレー2000円。無料部分にレシピも公開中。
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Q:炊き出しサポート食券とは何か?
A:炊き出し経費をサポートしつつ、お味はどんなもんなのかを食べて確認できる、201回目の今回から始まった新制度。
それが伝説の炊き出しサポート食券なのだ。
Q:一食2000円って高くないですか?
A:じゃあ食うな。
Q:その他特典はありますか?
A:うちの食券は一味違う。逆に希望者にはお手伝いをしてもらうんだ。
金を払っているのに清掃や配膳を手伝わされるというドMか社会貢献に興味がある人しか金を払わないであろう、選ばれし者の食券なのだ。
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ではメニューの説明に入る。
カレーの旨さは玉ねぎの炒め時間で決まると言ってもいい。
焦がさないように生の玉ねぎをじっくり弱火で1時間くらい炒めるのが王道なんだけど、これは炊き出し。
何百人前のカレー用の玉ねぎだと10キロくらいある。これを1人で皮剥いて切ってたらそれだけで1時間はかかるんだよな。
そこで、便利なのが業務用スーパーさんの冷凍スライス玉ねぎ500gで158円。毎回20袋で10キロ。
馬鹿でかい寸胴にぶち込む事で、カットの手間が省けるだけでなく、割と強火でも冷凍だから焦げないんだ。
火が通っていくうちに水分が出て、いい香りとともに煮詰まっていく。
生たまねぎの半分くらいの時間と注意力で玉ねぎベースが仕上がるからこの間に他の仕込みができるという訳。
肉はなんでもいい、ただ牛は高いから豚かな。
とにかく量をいれる。量は正義だと俺は思っている。
200人前あたり最低6キロだけど租界炊き出しは10キロ近く入れる、みんな肉食いたいと言っているし、期待に応えるのが男という物。
その他のポイントとしては、豚コマ肉だけじゃなくひき肉を20パー位いれると、グッと味にうまみとパンチが増すんだよね。
そして、その肉にはひと手間。
玉ねぎベースに、肉をほぐしてから投入、酒を1リットル、おろしにんにく、おろししょうがを小さいチューブなら丸々一本分ずつぶち込むんだ。
玉ねぎの香味野菜特有の香ばしさと合わさって、肉の臭みを最大限に抑える事も可能になる。
肉の色が変わって脂が鍋に満遍なく回ったら、じゃがいもやにんじん、季節の野菜を追加する。
芋はもちろん10キロ、にんじんは4-5キロってとこかな。
そこに水を24リットル。とにかく強火で蓋をして煮込む。
最初の1時間は超強火。火事になったらどうしようくらいで勝負。
アクも出るけどそんなに気にしない。
この量で野菜と肉を煮込むと何をどうやったって美味いからそんな神経質になる必要はない。
最後。隠し味にめんつゆ1リットルを投入。
高いところから入れて雰囲気を出す。
火を止めてからカレーのルーを投入。
これも業務用スーパーさんで売ってる1キロルーを4つ。
具によって味は変えるけど、豚こまとひき肉のカレーには中辛のジャワカレーが1番合うかな。
混ぜ終わったら鍋底を焦がさないように30分くらい弱火でぐるぐる底をかき混ぜ加熱していくとしっかりと豚と玉ねぎの旨みが染み渡る。
これで王道の炊き出し特製ポークカレーが完成だ。
有料部分には待ち合わせ用の連絡先が書いてあるのみ。
差し入れなども歓迎。201回目からはみんなで手伝う方式にチャレンジしたいなと思っていたので、実験的な感じだけどよかったらどうぞ。
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