【空海月談話室vol.4】国分寺の歴史を紐解く！ 「喫茶店/カフェ」を求める文化とは？（5/21・火）
通常営業の奥の扉にある少しディープな空間、「空海月談話室」。
４月はお休みをいただきましたが、また５月から月に１回程度の頻度で開催していきます。今回のゲストは国分寺を中心に中央線沿線のサブカルチャー、カウンターカルチャーについて調べているライターの近松佐左衛門（ちかまつささえもん）さんです！
▼ 国分寺の歴史を紐解く「喫茶店/カフェ」を求める文化とは？
日時：5/21（火）19:30〜21:00
お申込み：下記URLから↓
5/13追加：満員御礼となりました！
5/15追記：キャンセルが2名出ました！
近松さんとの出会いは開店してすぐの頃。「こんなお店を待っていた！」と通ってくださったのがきっかけでした。そして店内にレコードプレイヤーがあるのを見て「お店に合わせたレコードを持ってきます」と、来るたびに素敵なレコードを持ってきてくださるようになりました（今、店内にあるレコードのほとんどは近松さんが寄贈してくださったものです）。
近松さんが喫茶ソラクラゲを気に入ってくださったのは、その開業のストーリーでした。
国分寺には現在も存在感と魅力のあるカフェが数多くありますが、実は歴史的に見てもカフェや喫茶店が多かったそうです。とりわけ1970年代以降、若者たちが沢山の喫茶店を創設しました（小説家・村上春樹さんが20代で開業した「ピーターキャット」もその一つです）。
近松さんはそうした歴史的な文化を知り「これは誰かが残さないといけない！」と丁寧に調べ続け、東京経済大学地域連携センターの協力で「国分寺レイディオ」という音声番組の制作を開始されました。
第１シーズン「国分寺1976」では、新宿から国分寺に流れてきたヒッピーたちがどのように喫茶店を創設したのか、そのストーリーを丹念に発信しています。大学時代、僕もこの文献に出会い感動して「国分寺は歴史的にもカフェのまちだったのか...！」と興奮したのを覚えています（そしてその感動は、今、自分が国分寺でカフェを経営することにも確実に繋がっています）。
実はこの3月、その国分寺レイディオのシーズン２が収録されたのですが、全４回にわたり喫茶ソラクラゲメンバーがゲスト出演させていただきました。今回の番組タイトルは「『カフェ』から国分寺は創られる」。1960年代から現在までの国分寺におけるカフェ史について語っています。
今回のイベントは、ある種のそのラジオの番外編。国分寺の根底に流れるカフェ文化の中でも、特に起点になっている、1970年代と2008年について焦点をおきながら、なぜ現代でも国分寺にはカフェ/喫茶店が多いのか、そして求められ続ける文化の背景にあるものを近松さんと一緒に考えていきます。
少々マニアックな国分寺カフェ偏愛トークですが、きっと刺さる人には痛烈に面白い会になること間違いなしです。ご興味あるかた、ぜひお待ちしています！
▼ 概要
タイトル：国分寺の歴史を紐解く「喫茶店 / カフェ」を求める文化とは？
日時：5/21（火）19:30〜21:00
参加費：2,000円（ドリンク付 / 近松さんからささやかなプレゼントあり）
定員：15名
場所：喫茶ソラクラゲ（国分寺駅徒歩7分）
お申込み：下記URL（Googleフォーム）から
※5/13追記：満員御礼となりましたm(_)m
※5/15追加：キャンセル待ちが2名でました！
※ 本イベントは録音/編集をして「国分寺レイディオシーズン２」の特別編として公開する予定です。あらかじめご了承くださいませ。
ゲスト
近松佐左衛門（ちかまつささえもん）
国分寺を中心に中央線サブカルチャー、カウンターカルチャーについて調べている覆面ライター（名前はペンネーム）。2000年代から国分寺のカフェ/喫茶店に関する研究を独自ではじめ、2023年4月に東京経済大学地域連携センターからの依頼で「国分寺レイディオ第１シーズン 国分寺1976」を制作・公開。2024年5月には『国分寺レイディオ第２シーズン 「『カフェ』から国分寺は創られる」を制作。
〜喫茶ソラクラゲ〜
一杯のコーヒーから、いっぱいの夢を———。中央線・国分寺駅から徒歩7分の喫茶店です。一人ひとりが自由に、創造的に生きる後押しとなるまちに開いた創造拠点を目指して、通常営業のほかにイベント等を実施しています。https://www.instagram.com/kissa_sorakurage/
⚪︎営業時間
平日：14:00〜22:00（21:30 L.O.）
土日祝日：14:00〜20:00 (19:30 L.O)
⚪︎定休日
月火（祝日の場合は営業）
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