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炭素の脚を手に入れた。

長年、桜材で作られた三本の脚を使っていました。FC-S伸縮三脚とFC-M伸縮三脚、そしてMT用直脚(これはほぼ使っていない)。そう、赤道儀や経緯台の三脚の事です。使っていて一番使いやすいのはFC-M三脚でした。アダプタを介して全ての架台が使えるんですけど、弱点があるとすれば組み立てる時に三脚座から外れて手間がかかる事、強度を増すための三角板トレーか嵩む事、そして重量があること。特に重量に関しては「重さも性能のうち」と思っているので自業自得ともいえるのですが、車載の時に嵩張るのが悩みの種でした。

FC-S伸縮三脚については、昔から大好きなP型の頃からイメージが変わらないまま販売されていたのです。このたたずまいが好きなんですよねぇ。それでも実際に使うとなると「ちと低いなあ」と考えることも多くてね、FC-M伸縮三脚を使いたいけど、我慢してFC-S伸縮三脚を使っているここ数年でした。

将来的な展望を考えた時に、避けて通れないと思う製品が発売されました。「スコープタウンZERO経緯台」です。基本的にカメラ三脚ネジ(1/4W、3/8wネジ)を使ってカメラ三脚などに取り付ける片持ち経緯台なのですが、今の所買えないんですけど、凄く気になるんです。しかし、FC-S伸縮三脚もFC-M伸縮三脚もZERO経緯台への取り付けはできません。

そうこうしているうちに頭の中では「重い・嵩張る・組み立ての手間」を考えるとZERO経緯台の良さがスポイルされてしまうしお手軽ではない、などと買いもしない架台の良さが「既存の木製三脚の弱点」にすり替えられてしまい、精神的なストレスにもなってしまいました。(笑)

「いっそのこと、三脚を共通化してしまおう」

そのひとつの答えとして全ての架台を搭載できる「カーボン三脚」を買ってしまいました。立派なソフトケースも付帯しています。

使用時の高さもFC-S伸縮三脚の高さからFC-M伸縮三脚の高さまでカバーしていますし、三角板トレーも不要(ストーンバックは取り付け可)、積載重量は余裕綽々なのに収納時はコンパクトで「軽い」

2020年に購入した機材「カーボン三脚」を忘れないようにnoteしてみました。

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