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怒りの矛先

これは単なるグチを並べるだけの記事になるんじゃないかと、
何度も考えたけどやっぱり書くことにします。
愛媛の記事を2本途中まで書いていても、まったく書き進めることができず、そのことがずっと頭にあるので、まず自分の中で整理・消化するためにも、そして今、同じことを考えている人がいるかもしれないと勝手な共同体的な思いで書いてみます。

”人の怒り”

怒るのも嫌だし、怒られるのも嫌。人に感情がある限り、なかなか理解ができない・解決できない永遠の課題?問題?

私は今、山奥にある温泉郷で住み込みで働いています。その職場にいるお局様(推定60歳をすぎている)に、情けないけど初日からずーっと怒鳴られてる日々。仕事に慣れていない不満をこちらにぶつけているのだろう、と必死になり仕事をするがそれでも罵り、みんなの前で怒鳴り、お客様にも聞こえてしまっている状態。

”怒っている” ようにしか受け取れない。

他のスタッフにも基本的に当たり方はきついけど、特に私にだけ全世界に聞こえるような声で罵倒してきているのがわかったのです。
うっすらとわかっていたけど、それが日課となっていたので鈍くなっていました。大きなストレスとなり、めまい、それまでできていた仕事がある瞬間できなかったり、数字の若い古いがわからなかったり。

その異変に気づいてくれたのが、2週間だけ短期で働きに来ていた女子大生でした。その子の”大丈夫ですか?ちょっと危険です、もうここ辞めたほうがいいですよ” の言葉でハッと我に戻り、契約終了までまだまだですが山を降りることにしました。

そのお局は怒鳴っているつもりではないのかもしれない、ただそんな言い方しかできないのかもしれない。100歩譲って、彼女は”怒っているのではない”という方向に自分の中でおさめようとしたがダメでした。

イライラを怒りにして相手にぶつけてコントロールしようとする。
「パワハラ」

それが世の中にあるのは知っていたけど、まさか自分の身に降りかかるなんて。
怒り続けるのは、罵り続けるのは疲れるはず。でも、そうそうすることでしか”自分”を保てないのかもしれない。いや、自分が見えていないのかな?

こちらに期待しているからこその、イライラではないのです。

彼女の立場を利用した怒りは、私を支配できていると錯覚できているかもしれません。でも私にも思考や、感情があるので支配されていると
"演技"をするしかなかったのです。
そんなウソの生活はなかなか続くものではありません、笑。

ここは豪雪地帯で、例年なら今の時期は1m以上雪が積もっているそうです。でも今年は地面が見えています!
やっと積もったかな?!
あ、氷柱が大きくなったかな!?
と思ったら、少しでも暖かくなるとあっと言う間に溶けて消えてしまいます。山の様子の変化もかなり慌ただしいです。スピード感があります。
待ったなし!です。

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おそらく今年は自然界のスピードが人間が思っている以上に早いかもしれません。

人間界もものすごいスピードが必要となってくるかもな、、、
と目の前に広がる景色を見ながら思いました。

私も待ったなしです!
演技では生きていけない。
熊が冬眠から目覚めるのと、私が山を降りるのはどっちが早いか!?
自分の心に嘘をつくことはしないで、
本当に大切なものだけを手の中に入れ、ごまかしは捨て去ろう。
そんなことに気づくために、ここに来たのかもしれない。

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