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いちごちゃんだよ〜ん

今年もお世話になってます!4月までのいちごハウスのバイト

年明けの1月4日から入ってます。家にいるよりあったかいので、この時期とてもありがたいお仕事です。真冬、ちょっと気落ちしがちですし。
今日はあったかい日だなと思ったらハウスの中は「暑っ!」
動いてると半袖になった方がいいかなと思う時間帯もあったりするので、一人南半球状態。サンバ踊ろうか?!みたいな。
(それは冬でも日差しが強い南国鹿児島だからかもしれませんが・・・)

そして、このいちごの赤色にパワーをもらいます。

いちご本来の旬は4-6月なんですが、クリスマスシーズンがあるので日本では人工栽培というかいちごと言えばハウス栽培。いちごの露地栽培は市場にあるんでしょうか?私はまだ見たことがありません。自然農に徹底しており、無農薬露地栽培の農家さんとかいらっしゃるのかな?調べていませんが気になるところです。

ハウス内は、

作業の利便性や効率を考えられた、高さ1mほどの高設栽培


土に直接触れないので、ちょっとだけさみしいけどチラっと見えると安心します

お世話になっているYさんはJAに出荷されるので、冬から春がオンシーズンで掻き入れ時で収穫は早朝からされています。私の作業は昨年と同じく、収穫ではなくて手入れです。実を大きく甘くするための摘花(てきか)と、余分な葉を落とす葉かき。

花を取る時は本当に毎回毎回、花に対してごめんねと気持ちが出てしまいます。決まった数はありますが、判断は私にゆだねられています。
それはか弱そうだなという判断。
摘蕾(てきらい)といって、つぼみを落とすこともします。付きすぎてしまっている場合ですね。

桜と同じ種のバラ科なので花は美しいです


そして今年も一人作業。これもありがたいです。自分のペースでできるのが本当にうれしい。YouTubeで好きな音楽やChを聴きながら。半日しか働いていないけど、ハウスに入っている時間は休憩なしでちょーMAXで動いているので夜はお酒を飲んだらバタンキュー。

Yさんは休憩とってね、と言ってくださいますが、短時間でびゃ!っとしゃ!っときっちり作業するのが私にはあっているようです。

ちょっと話題それますが、自分の本能で冬はどうしても動きたくない。(みなさん、どうですか?そうですよね?)
究極、なぜ労働をしないといけないのか?苦労しないといけないのか?と思ってしまうほど私は油断するとなまけてしまうところがチラっとあります。
できればそう生きていきたい。

でもそんな私がハウスでひとりでなぜ作業ができているのか、前回もちょっと書きましたが、ここまで読んでいただきなんとなくお分かりのように放置してくださっているから。

雇い主のYさんはめちゃくちゃ働き者なのに、口癖は「仕事は楽しむもの」なので監視しないことも大切だと思っていらっしゃるようです。ありがたい・・・。


今年はほとんどのイチゴ、驚くほど実が大きいんです。そして色艶もいい。どうやら大きいと単価も上がるらしいので、収穫にフル回転で追われているようでうれしい悲鳴と。

よかったです、安心しました。

永沼さんの手入れのおかげです!とありがたい言葉を今年も雇い主のYさんからいただいたので、目がきらりと光り、調子にのります。たとえそれが、私の気持ちを高めてくれるためのおせじだったとしても。


12月の初物は一番果と言って一番最初になった実のことをさします。
今は3〜4番果に追われていますが、今年は味が落ちることなく(私の印象)とてもうれしい!やはり苗もがんばって花を咲かせ、実をつけるので疲れちゃいます。そうするとやはり味も落ちがちに。

今年も仕事の始めと終わりにハウス内と受粉をがんばっているミツバチたちにレイキをかけています。レイキはYさんに内緒でこっそりやっていますが、自分が作業する場所はよい気でいたいと思っているので、その理由も含めて。


そうそう、ミツバチたち今年もめちゃくちゃかわいい。ハウスの外に巣箱があるため、寒い日は動けないのかほとんど出てきません!かとおもったら、雲が取れて陽が差し、ハウス内があったかくなってきたなと思ったらぶーんと活動し始めます。性格?が本当にわかりやすくて、人間もシンプルにこうでありたい・・・と思ってしまうorz。(経済を・世の中を回さないといけないらしいので、そんなこと言ってらんないのですけどね。
ははは・・・)

人間慣れ?私慣れ?しているのか、まったく刺さないの!ちょっと休憩なのか、私の肩や頭、腕に止まって離れないときもあります。ペット😍

でもハウス内の事故で何匹も死んでおられること多々。その度に箒で掃いて葬ります。
だから作業のはじめと終わりは必ずそうじもかかせない。それは人間の私側の気持ちだけじゃなくて、きっといちごもミツバチも、そこは自分が生きている場所なので少しでも気持ちいいはず。

生きとし生けるものに少しでも平等でいたい。

と思えど、花を落としたり、ミツバチは死んでいたり。私たちは知らないところで命をいただいているんだ。と、ちょっとシリアスな気分になりつつも、日々イチゴの成長が見れる環境に感謝です。


いただいたサポートはこれからも来双船がよい出会いができるよう、心から感謝しながら使わせていただきます!