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あの頃は何もなくて


それだって
楽しくやったよ

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ここ数日

言いたかったことを言い放って
言った自分も落ち込んだ。


前に友だちが、子育てで

「子どもに叱ってるはずの自分の胸が
痛くて一人で泣いた」

と言う話を思い出した。

僕らは子どもじゃないけれど
おんなじことだ

" 愛しい分だけ痛いんだ "


それでもこれからも

自分の歌ってきた意味を

絶やさず燃やすため

燃料を焚べなきゃな。

そう思って

メンバーシップ限定で
オリジナル曲のフル弾き語りを

今までの全曲歌って載せようと思っていた。

けど

最初の歌が生まれた日はいつだったかと
昔の動画をさかのぼっていると

池袋で路上ライブをしている様子を
誰かがツイートしている動画があった。

「とてもまっすぐな歌声が響いてきて
吸い寄せられた」

とコメントと共に。


そう

あの頃の僕はまっすぐだった。

夢にまっすぐすぎて生きづらく

不器用で情けなく

それでも" 歌に対しては " まっすぐだった。

自分の歌で
誰かが救われるならそれでいい

そう思っていたから

利益の計算なんて何にも考えず
バカみたいにCD3曲とか6曲入りを

300円とかで販売していた。

最初に歌い始めたのは2013年。

今でもたまに口にするけれど

あの頃の僕が一番
 " 本物の歌が歌えていた "

メンバーシップ限定と言ったけれど
みんなごめんね。

僕は1から全部の弾き語りを
普通に公開したい。


メンバーシップでは
それを昔みたいに手作りでCDにして

ジャケットも紙にペンと色鉛筆で描いて
それをコピーして1枚1枚切り取って

プレゼントしたいです。


最初のジャケットを模した絵を描いて

「あの頃」を知らない人にも

あの頃をプレゼントしたいと思います


どう思われるかわからないけれど

僕は歌が好きで

歌に救われて生きてきた。


そんな僕が歌うから

それは誰かの大切になった。


路上ライブで何時間も何時間も
駆け抜けた頃のように

もう一度1から修行したい。

街の喧騒も

冷たい夜風も

茹だるような夏の日差しも

心無い暴言も

絡んでくる酔っ払いもいないけれど

北海道の田舎町の

小さな部屋からだけれど


改めて最初から

弾き語りを載せたいと思います。

もう歌えない歌もあるけれど
歌える歌は全部です

リストを公開します

・金木犀(2013、作詞作曲
・大丈夫(2013
・星降る夜(2013
・半分(2013
・ひとつなぎ
・素直(2013
・リセット(2013
・信じてみよう(2013
・しらゆき(2013
・涙の理由(2013
・仮面
・桜のない町
・君といるなら(2013
・負けないように(2013
・僕の中に(2013

・Hana(2016
・Again(2016
・幸せになるために(2017
・どんな時でも、どんな僕でも(2017
・この世界から私が(2017
・愛だけで(2017?
・温かい(2018
・灯り(2018

・消えない鉛筆(2019
・幸福(2019
・遠郷芸人(2020
・心(2020
・短くて長い旅(2020
・一人(2020

・さよならヒストリー(2021
・鴉(2021
・家族のうた(2021
・花ヲ雨ヨ(2021
・302号室(2021
・愛日記(2021
・そうじゃない(2021
・遺言(2022
・アスター(2022
・命晴れ(2022
・そのまま(2022
・仰ぐ(2022
・釈迦力(2022
・再生(2023
・幸不幸(2023
・ありがとう





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