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決意


地元の風がはやくも肌寒くなり

日中も陽射しは暖かいけれど
風は冷ややかで過ごしやすい

お盆が終わり
お祭りも無事終わり

今年は何だかだいぶ疲れたのか

楽しむ場面も楽しみきれなかったなぁ
と少し後悔

身体の体力か、心の体力か
人前で何かするのが大変苦手になってるなぁと。笑

思えばそもそも、人前で何かをするよりか

小さい頃は部屋で
1人レゴをして遊んだり

絵をひたすら描く時間にのめり込んでいた


絵をあまり描かなくなっていったキッカケは
美術部に入り、高文連で評価されてからだった

審査員に「テーマ性がだいじだ」
と言われてから急激に冷めた

その頃はよくわからず
テーマ性が1番だろうか?と思っていた

ただ楽しく、描くのが好きだから
絵を描いていたのに

テーマ性を、と言われて

誰かを納得させるために自分は
絵を描かなくてはいけないのか?と疑問だった

とはいえ大会というのは
必ず作品を出せねばならない。笑


(  僕は何度もこの話を繰り返すのですが
未練があるとかではなくて

この記憶に大切な何かが
潜んでいると感じているから

何度も繰り返し考え直している。)



テーマ

というのがいかに重要か
今となってはわかるけれど


それ以上に大切なのは
情熱だったのだと、歳を重ねるごとに
気付かされてしまう。

情熱がエネルギーとなる

熱というものを生み出せなくなると

人は、身体も心も死んでしまうのだ


ー ゆるやかに、ゆるやかに

ー 冷めてゆく


今、毎日を繰り返し生きていく中で
1番忘れてはいけないものって

何だろうか?と考えていた

どんどん心も体も疲れてゆく
この正体は何だろうか?と


時間も忘れ、食事も忘れて
絵を描いていた頃の僕は無敵だった

アドリブ力に欠ける僕にとって
納得いくまで時間をかけられる作業の時間は

何より大切だった

たまたま好きなことがあって
やり続けたから出来るだけで

絵も、歌も

別に器用だから出来るわけじゃない

そして飛び抜けてやれてるとも
思っていない。

他のことよりは、得意だなと感じているけど
やり続ければある程度出来るのは普通の事なんだ。


やり続けると何度も壁にぶつかるのだけれど
この頃は、壁を越えることが難しくなっている

「もっと時間をかけたい」というのが本音で

最近はいつも何かに追われているような
常に何かに脅迫されているような

そんな存在するはずのない何かに
怯えている感覚がある


他人の目を気にして
他人の声を妄想して


中途半端に歩き続けている

「このままじゃ納得いかないのにな」

そう思いながらも

焦ってしまっている


焦って中途半端なものを
作り出していくよりも


今こそ思い切る時なんだと
わかっている


きっと生ライブは

今年、11月17日の

旭川ホールワンマンを終えたら
しばらくやらないと思います


人前で披露するのは
大変に重要だけれど

発信はSNSや、YouTubeで続ければいい。


それよりも大事なことを
ないがしろにしたまま、歩き続けたくはない


自分から大切な感覚が
失われてゆく前に


僕は勇気を出して


決意したい




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