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故郷をテーマに歌を考えてる


この町に暮らしていた頃と

今は、何が変わったかなぁ?と考えていた

シャッターを閉めたお店が増えたよなぁとか

新しい建物が出来たりしたけど
どうも賑わってないように感じるなぁとか

とにかくスローライフだなぁとか

まあ大体そんなような事で


毎年毎年
若い人が出て行くなぁと思うたび

そういえば自分と近い年齢の人たちが

ちょうど就職して3年目くらいで
「もう出て行こうかな」とぼやいてたのを思い出す


東京から帰ってきたのは
もう4年ほど前で

" たった " といえばたったの4年で
あっという間だけれど

コロナ禍もありましたからね

とにかく時間だけが2年ほど過ぎたから
早いと思うのかもしれない


しかしどうして若い頃はとにかく

この町から外に行きたい!

と思うのかって改めて考えてみると


東京や札幌なんかは

行き詰まったら息抜きというか

例えばカフェだったり
娯楽だったりがそこかしこにあるし

「はぁー!もう無理です」と思っても

休みの日にでも出かければ
それなりにリフレッシュが出来る


結局自分のやれる事が増えたり
自分のやりたい事が変わったりすると

「どこにいても実力があれば変わらない」

って結論に至るんだけれど

都会にいると
自然が恋しくなるように

田舎で暮らすと
娯楽がとにかく欲しくなる


中学の頃、自分がやたらオタクだったのは
そういった部分を埋めるように

ゲームやらアニメやら
何やらに走っていたのかなって


勉強を強いられるか
公園に行くか

友だちの家でゲームするか、笑

選択肢が少ないから

多分子どもだってそれなりにストレスで
持て余してしまってたんだろう


高校に行って別の土地に行ったら
アニメはほとんど見なくなって

オタクもすっかり抜け切って卒業して

大学に進むとサークルは
とにかく飲み会!何か終わったら飲み会

お酒の強くない自分は
何か違うものを探して

一人で大人たちの溜まり場みたいな
ひっそりした店に入って

大人たちの語りやら
人生経験や、アドバイスを聞きまくって過ごした



都会でも 田舎でも
何が必要か?って言われたらそれは

「喫茶店」みたいな場所だと思っていて


それも一個じゃ足りなくて


5個くらいは必要だと思っている

その喫茶店みたいな場所では
それぞれのイベントが時折あって

一人でも行けるパーソナルスペースもあり
他人に干渉されない仲間内だけの席もある

そんな場所が必要なんだろうなって



もし、ひとりが寂しくても
カウンターにマスターがいてくれる


そんな場所



そんな場所があれば

不満も不安も

何となくお茶やアルコールに溶かしてしまって

スイーツと一緒に消化しちゃって

また日常に戻れる

少しくらいの不機嫌も

まあまあやり過ごせる


そういう場所
そういうイベント


それさえ定期的にあれば

「もう無理!」
出てく " しか " ない

とは思わなくなるじゃないか


一番優先すべきは

若い人達の気持ち的な故郷というか

この町が結局愛しいよね

と思える空間作り


なんじゃないかと思う


故郷をテーマに歌を考えてる

どんな歌をイメージしてるかっていうと

その歌自体が

故郷を想わせてくれるとか

自分たちで作ってゆこうかな

と考えるキッカケ?だと言い過ぎかなぁ


すこしそういった可能性も
イメージしたくなる「かも」くらいの

ものが作れたらなぁ



自問自答は続く〜




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