2024_0601_本読み
<1256字>
冒頭の写真:
父が庭いじりをできなくなった数年前から、妻が畑にしたり、花を育てたり、そして余分の花をとったら、コップに投げ込んだり、してます。
水の中に投げ込む部分の葉はとってしまう、ということを最近知りまして、そうすると、ちゃんとが長持ちするんですね。(毎日、水切りしなおし、水も換えているので、それをやりやすくする、という効果かもしれません。)
ハーブを長く保つことを目的に、そうして草を活けておくようになりました。
ふと、普通に花を活けてみようかなとシモツケを切ってきました。
ほぼはじめて、そんな行動をしました。
ついてきたのが「この子」と言いたくなるような、芋虫。
シジミチョウ?いやハバチ?と思いましたが、ハチがあたりでした。
シモツケマルハバチって、名前にシモツケが入ってるくらい、この食草(というか花)に特化してるんでしょうか。
このルックス、山崎はとても気に入りました。キレイ!
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6月1日(土)は以下を読みました。
『巨匠とマルガリータ』
ブルガーコフ 著
集英社 世界の文学15 ロシア Ⅲ
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ベゲモートと警官隊の銃撃戦では、誰一人けがすら負わない、という魔法的な展開に。
そして結局もちろん、ヴォランド一味のやりたい放題です。
誰も死ななかった50号室で、最終的に発見されたのは、マイゲール元男爵でした。
黒魔術大舞踏会で彼が殺されたのは、ほんとうのことだったようです。
それにしても、彼については、何の説明もない(たぶん・・・)という不可思議さ。
(音読した人:山崎)
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『喜多川歌麿女絵草紙』
藤沢周平 著
文藝春秋
赤い鱗雲
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お品を描きに行きながら、寡婦であるお品に言い寄ってるらしい若い職人に我知らず嫉妬をおぼえている歌麿。
そんな夕べに、歌麿の前にぬっと急に現れたのは、おかっぴきの辰次。
事件ですね。
(音読した人:こいでさん)
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『犬が星見た』
武田百合子 著
岩波文庫
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スウェーデンからでてきていたと記憶していますが、ヒッピー。
コペンハーゲンでは「ヒッピーの溜まり場」という表現がでてきました。
時代を感じるとともに、デンマークという国の持つ、自由な雰囲気を感じました。
(音読した人:きよもとさん)
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『たろうのともだち』
むらやまけいこ 作、堀内誠一 絵
福音館書店
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なつかしい絵でした。1977年の出版。やなせたかし、長新太、堀内誠一、
なんというか、共通する味わいがあると感じてしまいます。シンプルさ、元気さ、成長してる最中、という、あの時代の雰囲気。
(音読した人:はやしさん)
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『芭蕉七部集』
中村俊定 校注
岩波文庫
『猿蓑』
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梅、が続きます。
〈 むめの木や此一筋の蕗のたう 其角〉
現代語訳には、露沾亭での句会の追加句、とありました。露沾すでに忘れていたんですが、この「春」の一句目の、梅と悔、がでてくる句を詠んだ、部屋住の人でした。
梅と悔に毎があり、蕗という字の中に、路があるな、と思った山崎でした。
(音読した人:山崎)