2024_0720_本読み
<1020字>
冒頭の写真:
熊野旅行で行った、新宮の不思議な天然記念物、浮島の森。
でも山崎が、つい「おっ!」って思っちゃうのは、イラガ(何イラガかよくわからない)の幼虫。刺されるととても痛いらしい。刺されたことはないです。
このサボテンのような棘がなんとも言えず美しくて好きです。付いてる木が琉球豆柿で、これは天然記念物とは関係なく植えたものだそうですが、なぜ植えたのか、係の人に聞いたけれどいまひとつわからなかったです。うちでもカキにイラガの幼虫が居たので、そこは同じなのだね、と思いました。(なお、うちに居たのは、このタイプのイラガではなく丸まっこいなめくじみたいな形のと、棘がもっと鉄塔っぽいタイプのやつ。)
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7月20日(土)は以下を読みました。
『巨匠とマルガリータ』
ブルガーコフ 著
集英社 世界の文学15 ロシア Ⅲ
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巨匠、マルガリータ、合流したヴォランド一味は一団となって、馬を駆って空を飛んでいきます。
そのうち、みんなが変貌していきます。このあたり、聖書にどう擬えているのでしょうか。ヴォランドが巨匠を連れていったのは、巨匠の小説で描かれていたピラトの時代と場所。
(音読した人:山崎)
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『喜多川歌麿女絵草紙』 藤沢周平 著
文藝春秋
霧にひとり
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藤沢さんの、このお話の描き方にだいぶ慣れてきたので、浮世絵で微妙な違いを楽しむような心持ちになってきました。
歌麿の歩いたり飲んだりするところとしては浅草とか柳橋(今の浅草橋)などがでてきていました。今回でてきた、版元の一つ、泉市は芝の神明。
少し離れた場所で、歌麿の江戸の広さをちょっとリアルに感じました。
(音読した人:こいでさん)
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『犬が星見た』 武田百合子 著
岩波文庫
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色川さんの解説につづいて阿部公彦さんの解説。これは最初にも読んでいただいたところで、それがちょうど一年前。
日記自体も「振り返り」その日記を雑誌に連載して振り返っていたことがわかり、あとがきと解説でさらに振り返り、1年間、存分に堪能させていただきました。
ありがとうございました。
(音読した人:きよもとさん)
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『芭蕉七部集』 中村俊定 校注
岩波文庫
『猿蓑』
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〈 鶯やはや一聲のしたりがほ 溪石 〉
前に、梅の句がたくさん並んでいて驚いた(今数えると15句)のですが、鶯もと思いましたが、それほどではなかったです。5句でした。
(音読した人:山崎)
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