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キシリ徹はなぜCMソングを作っているのか? -3.全部で"50曲"の訳-

(前回、前々回からの続きです)

◆なぜ”50曲”を作ろうと思ったのか?

1.「”架空版”CMソング集のアルバムを作りたい」
2.「たくさんある」のが好き

●”架空版”CMソング集を作りたい

 CMソング集のアルバムを聴き漁り始めたのが、2013年ごろ(当時23歳)。

 好きになったことは、自分のできる形で自分もやってみたいと思う生来的な気質があり、

(ハロプロにハマった時は本気でハロメンになりたいと思ったけど成人男性だから断念、最近はプロレスラーになってリングに立ちたいけど運動神経ほぼ0のため断念など、枚挙にいとまがない)

 当然「自分でもCMソングを作ってみたい!」と思ったのですが、CMソングは商品があり、企業からの依頼がなければ作れない。
断念しそうになったときに「依頼がなければ自分たちで作ればいいじゃない」という、マリー・アントワネット+森泉的なDIY気質から、
自分たちで、企業/広告も作って、その架空の企業からのオファーでCMソングを作ることにしようとなりました。

 そうしてCMソングの作曲を始めたのは2014年。

作り続けるうちに「これをたくさん作れば、大好きな”小林亜星CMソングアンソロジー”の、全部架空のCM版アルバムが出来るかもしれない」という青写真が見えたため、目標を50曲とし、今日まで録音は続いています。

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●”たくさんある”のが好き

 では、なぜ”50曲”なのか?という点ですが、

 初代ポケモン世代ということもあり、種類が「たくさんある」「たくさんいる」状態が好きです。
自分たちが、出来そうな数の中での「たくさんある」の基準が、だいたい50曲だった、というのが大きいかもしれません。

また、みうらじゅんさんの本にあった”人は「大量なもの」に弱い”という言葉にも影響を受けていて、多分”曲が大量にある”の基準も何となく「50曲」だった、というのもあります。

事実、マニアフェスタなどで45曲ぐらいのタイトルをズラーッと並べたときに、みんな「多っ!」とか笑ってくれるので、みうらさんの教えは完全に正しいです。感謝

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◆むすびにかえて


 以上が、キシリ徹はなぜCMソングを作っているのか?の概要です。

まとめると、
「そもそもCM自体が好き」

「雑食な音楽的趣向からCMソングにたどり着き」

「CMソングの”ポップとデザイン”の凝縮性」に魅了され」

「たくさんあるのが好き」だから、たくさん作って

ゆくゆくは「架空版CMソング集のアルバムを作りたい」ということで作っている、というお話です。

 ひとまずこれからの直近の目標は、(なるべく毎週)水曜日にCMソングを公開して、目標の50曲まで出すつもりです。

時間があるときに聞いて、時々何か言ってくれると幸いです。
誰からも頼まれていないことを勝手にやって楽しんではいますが、反応を頂けるとやはり嬉しいものです!

長い文章でしたが、読んでいただいてありがとうございました。

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↓ここから曲が聞けます!↓



制作費として未来の作品と柿の購入費に使わせて頂きます。ありがとうございます。