見出し画像

バラを庭に迎え入れる前に…2

前回の続きになります。こちらはブログの方と違って気が向いたら更新といった感じになります。

〇丈夫なバラの情報
https://item.rakuten.co.jp/baranoie/c/0000007073/?force-site=pc
数は少ないのですが、ここのバラの家のホームページにあるこの記事はまずチェックしてほしいです。そして、このバラの家さんの良いところは、育てやすさでタイプ分けをしているところです。実際は若干違うかなーと思う品種もありますが、地植えで育てるのなら、ほぼあっているかと思います。
ちなみに、初心者が育てるべきはタイプ0か1です。2は黒点病けっこう出ますから、気にされる方、あるいは無農薬で行きたいかたは避けた方が良いです。

〇僕がバラ初心者にお勧めするバラ3位

画像2

 ノヴァーリスです。
 2位とほぼ変わりないのですが、地植えにした方が格段に良いので、3位にしました。地植えにして落ち着いてしまえば、花後の切り戻し、冬の剪定、木が広がったら縛るくらいのメンテナンスしかしなくても咲いてこのように咲いてくれます。
 ちなみに、上の写真は数年鉢植えで育てて12号くらいの大きな鉢植えを地植えにしたものでして、植えるときに施肥した後は、基本、ノヴァーリスに向けての施肥はしていませんし、水もやっていません。(近くにコンポストを埋めるので、養分が流れることは否定しません。)
 弱点は、夏の暑い日に花が1日しか持たないこと。バラゾウムシに蕾がやられて咲かない蕾が多いこと。この2つが大きいかなというくらいです。
 僕は、基本、無農薬栽培なので、虫にはやられてしまいますが、このノヴァーリスは「バラと言えば黒点病。」という位の黒点病が出たことがありません。そして、うどん粉病がついた記憶がないです。

〇僕がバラ初心者にお勧めするバラ2位

画像2

 アプリコットキャンディです。
 これも黒点病、うどん粉病に強いです。こちらを2位にしたのは、バラゾウムシの攻撃にノヴァーリスよりも若干強いということと、香りがこちらの方が強いことが多いからです。
 本当は、この品種も地植えにした方がよいです。以前、地植えにしていたのですが、勢いは鉢植えの時よりも上です。
 欠点らしい、欠点は少ないです。花の色、形、木の形などが好きか嫌いか個人の好みの問題です。僕としては、紅茶が飲みたくなるような気分にさせてくれるティー香を嗅いでいただきたいと思っています。(香りがちゃんと乗った時)

〇僕がバラ初心者にお勧めするバラ1位

画像3

 シャリマーです。
 新苗から育てて2年目ですが、耐病性は先の2つと変わりません。だったら、なぜ1位かというと、比較的コンパクトにまとめられるところです。
 最初のバラは地植えから始めて「大きくするぞー。」という方は、是非、3位にしたノヴァーリスをお勧めします。そうでなければ、このシャリマーを。現在、ベーサルシュート(株元からの新しい枝)に開花しているのですが、80センチ程度しか伸びなかったので、すぐに凄く大きくなってしまうことがないことがわかります。
 香りも比較的先の2つよりもしっかりしています。
 ただ、現在、同じ、木村氏作出のトロイメライを育てているのですが、その状況によっては、来年の順位は入れ替わるかもしれません。

 どうでしたか、僕かお勧めしているのは、基本僕が育てたことがある品種ですので、違う色がいいと思われる方が多いかと思います。その際は、是非、上にあげた、バラの家のサイトの品種の中から選ばれれば、あるいは、今年発売のタイプ0の品種から選べば、まずは、良いかと思います。

 次回は、その他、これだけは押さえておいておきたいというものをあげていきたいと思います。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?