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バラを庭に迎え入れる前に…1

僕は、バラのメンテナンスを仕事の1つとして行ってきましたが、いろいろな方とバラについてお話する機会がありました。その中で、「バラは難しい。」という方に知っていただきたいことを、ここnoteの記事の初めにしたいと思います。

〇初めて買うバラは衝動買い
 公園の近くの出張販売店やホームセンターなどで、美しい花、そして、良い香りに惹かれて、買ってしまう方。そして、名前もわからないけれど、ホームセンターなどで安売りしていたから買ってしまった方。そのような方がまず、「一度育ててみたけれど、駄目だった。」とか「バラは難しい。」という発言をされます。

〇バラにはたくさんの品種がある
 そのような方に、まず知っていただきたいことがあるのです。それは、バラとして売られているものでも、非常に種類が多くて、国内だけでも500種類以上は簡単に手に入れられること。そして、1つ1つの品種によって、花の色、形、木の形、大きさ、耐病性、樹勢…などが違ってきて、人間一人一人皆違う様に、バラの1品種1品種が皆違うのことなのです。
 ここまで読まれて、勘の良い方ならお判りになられたかもしれません。そうです。元気な人、病弱な人がいるように、バラにも、元気なバラ、病弱なバラがあるのです。そして、香りが強い花弁が沢山あるバラは基本的に病気に弱い。日本人が好む紫色のバラは比較的病気に弱い。…など、といった傾向があるのです。

〇正しいバラの買い方の流れ
 公園や店先で綺麗なバラを見ました。「欲しい。」そこにある、「買おう。」ではなく、まずは我慢→名前を控えておきます→ネットでその花について検索してみます。あるいは本で調べてみます→自分が育てられそうな品種であれば購入します。
 このような流れが、最初にバラを栽培する方が通るべき王道です。王道を外せば、険しい道が待っているのです。そして、そのような道を通るから、「バラは難しい。」となってしまうのです。

〇私が育てられるバラって?
 上で、自分が育てられそうな品種ということを書きましたが、バラを始めて育てる方の、もともとのスキルによっても、育てる環境によっても、育てられる品種というのは違ってきます。
 ただ、最初は『スキルって?』『場所の違い?』となりますよね。
 でも、大丈夫。
 近年、最低限の世話をすれば大丈夫というような品種が出始めてきています。また、そういう品種をきちんと紹介してくださっている方々も増えてきていますので、参考になりそうなところ、僕のおすすめも次回書こうかなと思います。

 下のリンク先にバラだけでなく、いろんなことを4年ちょっと書いているので、そちらの方ものぞいていただけるとうれしいです。




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