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じゃれ本配信 作品集

皆さん、こんアルフ~!

2023年10/5(木)に配信した『【リレー小説】みんなでじゃれ本チャレンジ!』でできた作品を皆さんに紹介します!
↓配信はコチラから見れるよ!

配信中に素敵な作品が10作品も生まれたわけですが、テキストベースの方が読みやすいことと思いますので公開します!

『タイトル名』(書いた人)

①『袴をはいた金木犀』
ボクの学校校庭裏には変わった金木犀の木が植えてある。
なんと人語を話すのだ。この木のもとに行くのがボクの日課だ。
(岸辺アルフ)

僕は毎日、校庭の金木犀の様子を見ていた。
通い始めてしばらくすると、段々と愛着が湧いてきた。
なんて名前をつけてあげようか。
(北見ユウ)

「アルフ」僕はその金木犀にそう名付けた。
アルフは堂々とした大木で、非常にいい匂いがする花をつけていた。季節はめぐりもうそろそろ卒業だ。もう少しでアルフともお別れだ
(アッシュ・ノーウェア)

僕はアルフに火をつけた。
「二毛作♪二毛作♪」
焼き畑農業である。
「くっせぇ花火だぜ…」
焼き焦げたアルフの残骸を踏みつけた。
あとやることは一つである。
(たろう)

そう、ここに金木犀を植えるのだ。アルフで出来た肥料は土地を十分に肥やしてくれるに違いない。アルフで出来た金木犀からはどんな香りがするのだろう。きっとくっせぇくっせぇに違いだろう。僕はそう確信した。
(そのた)

こんなくっせぇ木を後世残すわけにはいかない。
ぼくはこの木をガスバーナーで焼き払った。
美しい灰は風で舞い上がり、しんしんと街に降り積もった。
(岸辺アルフ)

いかがでしたでしょうか。
袴をはいた金木犀、不思議なタイトルでしたよね。
樹齢は?植林地は?
何もわかりませんでしたね!
(北見ユウ)

②『震えるオオカミ』
齢、60歳になるアッシュは健康面に不安を抱えていた。
若い頃の無理がたかり、ついには脚にもダメージが蓄積されていた。
ある日、定期健診に向かったアッシュは
(北見ユウ)

病院の医師から衝撃的な診断を受ける。
「妊娠しています」
数週間前から体調が優れず、吐き気を催したり、酸っぱい食べ物が食べたくなったりした。
それはまさに、妊娠初期、つわりの症状だった。
(アッシュ・ノーウェア)

誰との子だ、心当たりがない。処女懐胎である。
ぶりりぶりゅっ、小気味よい音とともに3つごちゃんを産んだ。おめでとう僕。ちくぴも喜んでいる。
(たろう)

この嬉しさを誰に伝えたらいいんだろう。でも、誰との子供かもわからない、この子たちを人に合わせてもいいのだろうか。僕はすごく悩んだ。それでも、きっと僕の3つ子ちゃんなのだ、みんな喜んでくれるに違いない。
(そのた)

この3つ子ちゃんたちに首輪をはめて、僕は町で人に合わせることにした。当然である。オオカミの子なのだから。
可哀想な三子ちゃんたち...。
(岸辺アルフ)

震えるオオカミ。
それは羞恥に震え、復讐を誓う獣の名。
ほら、あなたの街にも……
(北見ユウ)

「…はぁ…面白かった!」
薄暗い部屋でPCの前で私はそう呟く。
友達に勧められたネット小説「震えるオオカミ」
作者不明のその文章は、私の心を掴んで話さない。
でもこんな時間だ。パソコン電源を落とす。
(アッシュ・ノーウェア)



③『陰摩羅鬼』
僕は、あの時出会ったのである。あの恐ろしくも、美しい存在に。どうして、こうなってしまったのか。わからない。
(そのた)

美しくさに魅せられてしまった僕はその陰摩羅鬼を...
食べてしまった。ボクは美しいものを思わず食べてしまいたくなるのだ。(岸辺アルフ)

その時、身体に変化が起きた。
デカくなっていく。とんでもなくデカくなっていくのだ。
その姿はまるでデカ杉くん。
もちろん、
(北見ユウ)

デカスギィ!!!!
周りにいるモブキャラ共がそう叫ぶ。
「うるせえ!!!!!!」
そんなモブキャラ共を蹴散らし、俺は暴虐の魔王となった。
(アッシュ・ノーウェア)

陰摩羅鬼とはちゃんと供養されなかった霊とかが鳥の形になった中国の妖怪である。
詳しくはぬ~べ~を見よう、詳しくはないかもしれないが…。
ぼくはいっちゃんメリーさんが怖かったです。
(たろう)

あとがき:ぼくはぬ~べ~に人生を助けられてきました。この文章を書くことができて本当によかったです。著者:岸辺アルフ
(そのた)

ルール設定間違えちゃった★ミ
でもアルフ君は可愛いからみんな許してくれるよね💖
らびゅっ!
(岸辺アルフ)


④『ぞくりとする果実』
あの果実の存在を僕が初めて知ったのは、小学生3年生の夏休みだった。
祖父の家の庭は日当たりが悪く、いつもジメジメとしていた。
(アッシュ・ノーウェア)

虫もわいていた、ぶんぶんとコバエがわいていて本当に嫌いだったことを覚えている。僕はそこに足を運ぶことになった。「やだなぁ」でも果実のためなのである。手に入れる必要があるのだ。
(たろう)

そう、この密林は希少な果物が取れるで有名なのだ。日本から、遥か遠いこの場所には、独自の生態系が育まれている。おぞましいものでさえも。
(そのた)

密林で生えた果実にはヤンクミ型の果実がたわわに実っている。私はヤンクミ型の果物をもぎ取った私は...
(岸辺アルフ)

その姿を現地の人に撮られていたアルフは叫んだ。
「お前ら笑うな!」
そうして有名な構文は生まれ、日本にはヤンクミ構文として。
現地の人には触れると気が狂う果実として伝わっていくのであった。
(北見ユウ)

そう、ここまで読んできた聡明な読者諸君ならおわかりだろう。
岸辺アルフは「ヤンクミの実」を食べた悪魔の実の能力者だったのだ。
それは現地では「ぞくりとする果実」と呼ばれている。
(アッシュ・ノーウェア)

もう脳みそオフにしているのでこの話はおしまい。
終わりなんだよ。
ヤンクミの実とか意味わかんないし草生えますわ。
実だけに
(たろう)


⑤『岸辺アレフとの博物館デート!?』
腐臭漂う海底都市、ここである男と会うことになっている。
その名は岸辺アルフ、探偵だ。
多分に漏れず臭いにおいがする
熊である。
(たろう)

僕は、その臭いが本当に好きなのである。だから、臭いで有名な岸辺アルフを誘った。この多くの人が集まるこの、博物館に。
(そのた)

なぜ岸辺アルフの匂いが好きかと言えばその香ばしい体臭がするからだ。博物館に行けば多くの人にこの体臭をかがせたい!!!さて、どうなる!
(岸辺アルフ)

その臭いは全身に纏わりつき毛穴という毛穴から入り込むと、茶色の体毛に変わっていくのだ。
そう、岸辺アルフと岸辺アレフは別人である。
(北見ユウ)

そう、ここまで読んできた読者諸君ならわかるだろう。
岸辺アレフとは、岸辺アルフ自身ではない。みんなが心のなかに思い描いた岸辺アルフ、その思いが呪霊「岸辺アレフ」となったのだ。次はあなたの番だ。
(アッシュ・ノーウェア)

蛇足~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。普通に名前間違えられてかわいそうだし、ネタとして美味しすぎだなって思う。いいなぁ。
(たろう)

いいなぁって思ったんだけど、でもやっぱり人の名前は間違えてはいけないと思いなおしたんだ。だから、これから僕は人の名前を間違わない。絶対に。そのためにも、僕はある一つの計画を練ることにした。
(そのた)


⑥『みゆちゃんの頬の傷あと』
皆さんはお気づきだろうか。
白熊Vtuberには傷がある。歌うま白熊は鼻に、面白白熊には頬に、そして道産子白熊は頬に。
(北見ユウ)

この白熊Vtuberの傷についてはある仮説が提唱されているのだ。白熊とは傷がついたときに、Vtuberになる、という説が。
(よどがみそのた)

考えてみれば、どのシロクマVTuberも顔に傷がある。
熊谷〇吾、幕〇くうま...etc.
だがぼくは、みゆちゃんの傷の理由を知っている...。
(岸辺アルフ)

「ねぇ…みゆちゃん…今日も僕とは別のヒグマの子を見てたよね…」
みゆちゃんはビクッと怯えたような顔をして、僕の方を不安げな表情で見る。そう、これがみゆちゃんの傷の理由だ。
(アッシュ・ノーウェア)

「ざしゅっ…」
みゆちゃんにまた一つ傷が増えた。
そう、傷の原因は僕自身である。これは僕の嫉妬の証。
刻み付けた愛の痕。
みゆちゃんは…笑っていた。
(たろう)


⑦『僕の隣にいる君の顔をずっと見ていたいんだ』

僕は目が見えない…その前提からこの話を紡いでいこうと思う。
君は僕のパートナー、一緒に住んで10年になる。
そんなマンネリともいえる緩やかな毎日の中、事件が起きた。
(たろう)

君がいない。君がいないと僕は何もできない。
食事から入浴、何をするにしても君に支えられてきた。
(北見ユウ)

だから、僕は君を消すことにしたんだ。だって、君がいると、僕はなんでもできて生を実感できないから。でも、君がいないとさみしい。だから、君の首だけはずっと保存しておこうと思う。
(よどがみそのた)

ぼくはガラスのビンにホルマリンを注ぎ、君の首を飾ら...
なかった。だってグロテスクだし可哀想じゃん?
(岸辺アルフ)

君の首はどんどんと朽ちていった。
くっせぇくっせぇ臭いを生じさせ、どんどんとグロテスクなものになってしまっていった。
でもそれも美しいと思う。日々変わりゆく君。
そんな君をずっと見てられるんだもの。
(アッシュ・ノーウェア)


⑧『調査員は見た!踊る寿司職人の秘密!』
私はグルメハンター岸辺。あるとあらゆる食を堪能し、そのすべての情報を発信する女記者。そんな私のもとに、ある情報が舞い込んできたの。そう、踊る寿司職人の謎、っていう情報がね。
(よどがみそのた)

踊る寿司職人という言葉を聞くに、きっとダンスをしながら寿司を握るのね!食品衛生法の「し」の字も知らない姿に怒りを覚えながら、私は取材に向かった。
(岸辺アルフ)

飲食店営業許可(寿司)の許可証がある。
一応許可は取っているらしい。
奥から大将が出てきた。
(アッシュ・ノーウェア)

「コンニチワ、ワタシガこの店の大将です」
片言交じりの大将は…イケくまだった。
めっちゃかっこいい。でも寿司に毛が巻き込まれそうで嫌だなってちょっと思ってしまった。
まぁ食べたい人もいるだろうが。
(たろう)

レビュー:
人語を喋るイケくまの握る寿司は美味しかった。
ちょっと毛が巻き込まれていたが。
ネタも新鮮で握りも上手い。星4。
ちょっと毛が巻き込まれているので。
(北見ユウ)


⑨『電子の海底に潜むもの』
電子の海の波打ち際で、私はさざ波の音を聞く。
電子の波音だけが私の心を癒してくれる唯一の存在だからだ。
だが、そんな日常も長くは続かなかった。
(岸辺アルフ)

「神」と崇め奉られる生活が始まった。
オレは神になどなったつもりはない。
ただ人は、救いを求める。
ニセモノの神にすがり、ありもしない奇跡を願う。
救われなんかしないこともわかっているだろうに。
(アッシュ・ノーウェア)

なんかしめっぽい歌詞っぽくなってしまった。
愛のネタバレしぬっぽいな…なんてね。
そんな空気長続きしないのでおやつのマカロン食べよっと。
ピスタチオ味がおきにである。
(たろう)

今日も彼は電子の海を彷徨う。
次のコンテンツとなる物を探し、次の贄となる者を探す。
(北見ユウ)

深淵を覗くものは、また深淵に覗かれている。今この文書を読んでいる君の背後には誰もいない?本当に?振り返ったとき、その答えがわかると同時に、次の贄も決まるに違いない。
(よどがみそのた)


⑩『触手に呑まれたシロクマ』

「クソッ!しくじった!」
ベテラン冒険者の俺としたことが、油断した。
ここはダンジョン。奥には財宝が眠っている。
そこに向かって歩みを進めている中、低級モンスターの罠にかかってしまった。
(アッシュ・ノーウェア)

エロトラップだ!卑猥な触手が僕に塗るりぬるりとまとわりついてきた。衣服だけを溶かす酸の溶液のおまけつきだ。
ポリエステルから絹にまで対応している。
この特殊な溶液でぼくは一つ商売を思いついた
(たろう)

そうだ。AVを撮ろう。
同人誌ではよくあるシチュエーションだが、実写ではまだ見た事がない。これは話題になるぞ!
早速、街へスカウトへ出かけた。
(北見ユウ)

そこで、とあるバーで出会った邪神に、聞いてみた。「AVの撮影で使う触手ってどこで手に入る?」、そしたら彼はこういった「それなら、わしが貸してあげるよ~」。とても嬉しい申し入れだ。次は熊だ。
(よどがみそのた)

男優のクマならいい相手がいる。
岸辺アルフだ。アイツに基本NGはない。
「岸辺アルフ!凌辱触手24時!」というタイトルでAVデビューをアルフは果たしたのだった!
(岸辺アルフ)

以上素敵なリレー小説10本でした!
配信も見てくれなぁ!

それじゃあ、おつアルフーーー!!

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