海猫生活


良い日だった
腹の底から穏やかになる

きのうの夜は久しぶりに鈴夏と電話で話して
かなり久しぶりだったから、
声聞けただけで感動しちゃった笑

し、最近のわたしは浅瀬での水遊びをできるようになりたくて
これまで、深い地点まで泳いでいって、そこで溺れるように遊ぶことが自分にとっての唯一の人との関わり方のようだったから
もう少しパチャパチャ遊べるようになりたくて

でもそんな話を鈴夏としていたら、
それはそれで楽しいけど、それだけじゃやっぱり
とか
慣れない浅瀬にいる自分ってほんとに自分なのかしら 
とか そんなこと話してくれて
ほんとうだーと思った
最近のわたしは必要以上に他人のなかのわたしだった
ことに気づいた
だけど、そうなっちゃっても仕方がなかったのは
話せば話すほど分かり合えなさそうなみんなのなかにも、大事な人たちがいるからである
いっこでも、大切なものわかりあえたら嬉しいって気持ちを捨てきれない
わたしはなるべく服を着たくない

そんな鈴夏のお誕生日は今週のにちよーび^_^


今朝は好きな人に髪型を褒められたし、体は軽くなったし、わたしの絵を見て声をかけてくれたゆいこさんとの初めましてもすごく良いフンイキだった

ゆいこさんは遠くから見るとお人形みたいで、近くで見るとすごくカッコいいお顔してた
中身は繊細そうな編み編みが透けて見えた気がした、だけどその結び目はしっかりとしていて、優しい人だった
一緒に何かをしたいと言われて嬉しかった

着物の柄は季節をしらせたり、季節と生きる人を労う気持ち、を含ませることがあるって話が面白かった
前者でいえば、紫陽花が咲いてから紫陽花柄の着物を着るのは、時代遅れのような感覚らしい
後者でいえば、暑い夏には雪をモチーフにしている柄の着物を着たり(着るで合ってるかしら?)
飾りに涼し気な石を使う 
みたいなことらしい!

わたしも来週から新しい稽古始まるので、
安めで素敵な着物を買ってみたけど
ゆいこさんに聞いてからにすれば良かった笑
生地も、季節によって三種類もあるらしいの!

洋服を売ってできたお金で一目惚れした靴も買えたし、この頃日が長くなって夕暮も薄い綿飴みたいでしょう
だからずっと歩いていたくなる
一昨日も、もう夜だと理解できるまで目的もなく歩いた
夏の朝や昼にかく汗はなんだか早すぎてあったかさが気持ちわるいけど、夜の汗はゆっくりであったかくて嫌いじゃないなぁ


おんなじ現実を見て、おんなじようなこと考えたり感じてると思ってたけど、そもそもその見え方も考え方もおんなじじゃなかった ことがある

というかいっつもそうだったのかも
わたしが自分の内側に、自分にとって幸せな世界をつくりあげていただけで
その世界の外側では幸せが見つけにくかった分、それっぽいの見つけるとすぐに内側の世界に勝手に持って帰って夢中で遊んじゃうのね
子どもみたいに!

おんなじ言語で話しているはずなのに、複数の翻訳が必要なときがあって、複数の解釈が存在するときがあって、
その事実は切ないし、いつでも心細くさせるんだけれど
その先の深い地点で、何かにまちぶせされてるみたい

だからもしもそこでおちあえたら、
やっぱりそれは絶対に素敵なことだね!

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