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登録理学療法士で今後どの専門分野へ進もうか悩んでいる方、ぜひ、「臨床認定カリキュラム シラバス」を確認してみて下さい。各分野がどの領域をカバーしているかがわかります。

さて今回は、「健康増進・参加」分野の紹介をしようと思います。

ご覧の通り必須科目も選択科目も「健康増進」に関連した内容となっており、「理学療法」の対象が一般的な患者さん・利用者さんではないことが特徴的だなと思います。そのため「行動変容」や「心の健康」など病院や介護施設など医療・介護分野ではあまり馴染みのない内容が学べます。また、「栄養」や「一次救命処置」など理学療法っぽくない(トレーナーっぽい)科目もあって面白いですよ!

自分に置き換えて話すと、ウェルネスプログラムの一つとしてダンスを監修した際に、その運動負荷量の設定などでこの講義の「運動プログラム作成の理論的背景」の内容が役に立ちました。また今後は、企業向けの職業病予防介入を考えていますが「行動変容とその援助」の内容を応用したいと思っています。

他にも、(私は取得するつもりはありませんが)今年度から始まる「認定スクールトレーナー」にもこの「健康増進・参加」の内容が活きるのではないかと思います。

登録理学療法士の皆様は一通り「理学療法」の現場を経験していると思いますので、次のステップとして「健康増進・参加」の認定理学療法士を選んでみてはいかがでしょうか?

2024年4月から新年度の健康増進・参加臨床教育機関が開講しています。開講期間は2024年4月から2025年2月末を予定しています。本教育機関の魅力に一つに同門会(健康増進・参加分野PTプラットフォーム)があります。同門会とは、LINEオープンチャットを用い受講生達が年度を超えて繋がりを作り、分野に関する最新情報をキャッチしたり仲間作りをする組織です。発言しなくてもOK。タイムラインを見るだけも大歓迎です。

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