土曜日の憂鬱
金曜日には土日に勉強をがんばろう!と張り切っていたのにいざ休日を迎えると勉強どころかなにもできなくなってしまう。そして万物への欲求が湧かないのに終わらない休日が私を苦しめる。死にたい。先程から何度思っただろう。死にたいとは言ってみるが本当に命を絶ってしまいたい訳ではなく、正しく紐解くと今の空虚でずっと寂しく虚しい日々から解放されたいという意味だ。精神科医によると幼少期に感じた寂しいという感情だけがそう感じるに至った原因なんかは忘れて生きているそうだ。過去を過去と認識できずに。だから私は平日に少量、休日に多量の幸福の不足感を覚えて生きているのだろうか、精神病の話はあくまで理論上だから真偽は分からない。幸福感が足りないとちゃんと周りの人に感謝できなくなる、感謝できなくなるとそれらすべてを手放したくなる、友達も家族も学校での生活も自分自身でさえも。自分自身のことだと単純に髪染めたい切りたいメガネに変えたいとかいう容姿に関するものから性格を変えてしまおうか、もう喋らなくていいかという大きなものまである。ここまで感情を言葉に起こしてみたが何か楽になることは無かった、強いて言うならクソみたいな文章に吐き気を催すぐらいだった。足りないのだ。人より心が足りてない、ずっと埋まらず空っぽのまま。それはずっとずっと苦しい。
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