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良いとか悪いとか

こんにちは。きせきといいます。

「良いこと」と「悪いこと」

これだけは絶対に揺るがない「良いこと」「悪いこと」って無いんじゃないかなと、ふと思いました。

世界中の人全員が同意するような価値観って無いと思うんです。

私にとっての良いことは、あの子人にとっては悪いこと。
あの人にとっての良いことは、私にとっては悪いこと。

そうは言っても、これは大抵の人に喜ばれるはず。って思うことでも、ある人の心をすり減らすことがある。

「ありがとう」

例えば、「ありがとう」の言葉。

事ある毎に私はありがとうと言うように育てられてきました。感謝できて偉いねとよく言われて、嬉しいなと思います。
いわゆる「良いこと」を代表する言葉かもしれません。

そんな「ありがとう」の言葉であの人に、「本当にそう思ってるの?」「何かイラッとしてしまう」って思わせてしまうなんて、知らなかった。

「ありがとう」すら万人に受け入れられるものではない。

まとめ ~認められるための、評価する言葉~

絶対に「良いこと」「悪いこと」って、あるんでしょうか?
私は無いと思います。

ただ、倫理的に守られるべきものに対して「良い」、倫理的にあるべきではないものに対して「悪い」と言う場合もあるかもしれません。

そのことに対して、私は部分的に支持しています。

「良い」「悪い」で彩られた社会は、私にとって生きやすくもあり、生きにくくもあります。

「それいいね!」「それは良くないね」
「いい事したね」「ダメじゃん」

他の形容詞より汎用性の高い、ありふれた、シンプルなようで複雑な言葉。

私たちが赤ちゃんの頃から、この言葉たちをしばしば受け取り、たくさん感じて、時々誰かに渡している。

「良い」と言われることをし、「悪い」と言われることをしない。そうすれば、誰かが言う「悪い」方へは転ばないかもしれません。

ただ、自分と相手の「良い」「悪い」が違う時、辛くなりませんか。

「良い」という言葉自体に、「良いからあなたもやって」「こうするべき」
「悪い」という言葉自体に、「ダメだからやめて、しないで」「これはするべきじゃない」

そんな無言のメッセージが含まれている気がします。使われる場面によっては、相手をコントロールする力を感じることもあります。

それなら、「良い」「悪い」で判断したり評価したりするのをやめていこうと思いました。

できるだけ他の言い回しをすることもその1つですが、

「私はこう思うけど、あなたにそう思うことを強制しないよ」

という気持ちを伝えることが大切なのではないかと思いました。

拙い文章でしたが、読んでくださりありがとうございました。

以上、きせきでした。

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