[Week5] 7月25日~7月31日

7月25日
本来なら通院の日だけど、実はこの週は抗癌剤はお休み。
なのでこの治療についてこの週は書いてみようと思う。
一般的に聞く名称は「UW25
これはUniversity of Wisconsin-Madison chemotherapy protocol の略で25週間に渡る化学療法による治療プロトコルの事らしい。
週替わりで異なる抗癌剤を投与し続け、寛解を目指す。(※リンパ腫の場合、”完治”という言葉は使わない)
前にも書いたけれど胸腺腫のリンパ腫は若い猫に多く発症する。色々とWebを調べてみても寛解する子は猫だと低いようだった。
だが、12歳と割と高齢なのでもしかしたら癌細胞もあまり活動的じゃないのかもと良い方向に考えて治療に専念する。(全くの余談だが、私の祖父は高齢で胃癌と肺癌の手術をし、15年ほど元気に生きていた。だから高齢な程癌になっても長い期間存命すると信じている。)
最初に診察受けてから6週目。
ミラクルヒットの「おにく生活」をとてもよく食べて毛艶も良くなり、下痢にもかかわらず体重だって順調に増えているはず。
でも下痢はやっぱり良くならなくて翌日26日に病院へ。

7月26日
朝から不穏な空気を感じたこぱんはベッドの下に隠れてしまう。投薬や通院を嫌がり、人間の手が届かない場所が避難場所になっている。
なだめすかしても大好きなチュールを見せても出てこないので、またしても掃除機をかけて強制排出。
あー、心が痛む。今から辛い場所に向かうのに、家から嫌な思いをさせてしまうなんて・・・だが、ここで折れてはいかん。
泣き叫ぶ(文字通り)こぱんを背負って地下鉄へ。
病院で下痢がどうしても改善しない、お腹のエコーを取ってもらったが、特に癌が転移している様子は無かった。「おにく生活」を1日に540g程度食べていると告げるとやはり「食べすぎ」と。
増えていると思っていた体重がちょっと減って4.3kgに・・・下痢ってやっぱりダメなんだ。消化を助ける薬に変えましょうと出たお薬は顆粒。
「これ、味はどんな・・・?」「ちょっと甘いので、ご飯に混ぜて食べさせてください」
食べるだろうか・・・・不安を覚えつつも薬を受け取り病院を出た。
ドンキでママクックのフリーズドライささみを買い、早速おにく生活の上に薬、その上にママクックをふりかけのようにして出したが、案の定全く口をつけず・・・・
そしてこの日から、顆粒投薬の闘いが始まるのだった。

7月27日~31日
薬をご飯に混ぜてしまうと一切口にしなくなる頑なさで、とうとうミラクルヒットの「おにく生活」まで食べなくなってしまった。
口にするのは”いなばチャオチュール ささみ北海かに”入りのみ。
そこで以前購入していたチュールと同じメーカーいなばのチャオ ささみと鯛だし缶詰めを与えたところ、がっついた!!!
いなばさん…本当にありがとうございます。一生ついていきます。(全くもって関係者ではありません)

いなば CIAOホワイティとりささみ 鯛入り

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?