v flowerの声を作った人のラジオ内発言メモ(2020.07)

たかぴぃ。さんのクリエイターズミッドナイトというラジオ番組にて、
当時のガイノイドの公式Twitter担当の方(vflowerとヒメミコのボカロ音源を作った人)がラジオゲストに出演された回がありました。

当時聴きながら内容をメモしていたものがあるので、そのままコピペで載せてみます。
発言そのままではなくきさらが興味深く感じた部分だけ取り出し端的にまとめた書き方をしているので、ニュアンスだけぼんやり読んでいただければと思います。


※2020.07当時の内容です

「ツイッター担当」M氏

ガイノイドは子会社のごく一部門、片隅のベンチャー部門
フラワは昔音楽プロデューサーしてた人が突如ボカロ作りたくなってできた
ボカロックブームに乗ってフラワの企画ができた
ガイノイドはボカロレーベルとして、各キャラをアーティストとして出したかったらしい
→だからコンピが多かった

M氏がフラワの中身(声)つくった
かつてヤマハで仕事してたときに担当した
VOCALOIDを作るための研修がある、講習で学べるのは20%くらい

フラワはむずかしかった子
収録には立ち会ってない
先に企画したプロデューサー的な人たちが何を求めてるかよくわからなかった
「手探りの苦行」
フラワ製作陣は良いものを作ろうと思ってるけど連携できてない、各々愛情はあるけどそれがうまく伝えられない
→何を意図してどうしたいのかよくわからなかった

それがあったからこそ今こんなに盛り上がってる
良くも悪くも「愛情に飢えてるちょっと可哀想な子」
大人たちの都合に振り回されてできてしまった

中の人フラワにそっくり(見た目V4に似てる?)
収録の声聞く限り苦労してる感じが伝わってくる
一生懸命だけど何が正解かわからない苦悩が伝わってくる→それがよかったんじゃないか
今の世の中に対する若い人たちの苦悩が詰まった歌詞にマッチする
企画段階では誰も意図してない、意図的にあれは作れなかった
フラワは操縦できない、大人のコントロールの効かない子→たのしい

ヒメミコは他社との被り考えずに「ガイノイドにとって最強のキャラ」としてつくった
フラワは初音ミクのカウンターで伸びてきた?
フラワが引き立つキャラが自社でほしかった
フラワに対する主役→底抜けに明るい直球なキャラ
ヒメミコはフラワの反省を全部生かした
フラワ 根はやさしい



このラジオの後もう一度ご出演があり、そのときにはボカロ曲をたくさん聴いているというお話や当時の曲の流行りなどの話をされていました。
ラジオCD出てほしかった…

自分はフラワとヒメミコの声がめちゃくちゃ好きなので、その声を作った張本人による見解が聞けたのがすごい嬉しかった記憶があります。
貴重な内容だし当時聞けなかった人にも雰囲気を共有したかったので、雑なメモですが記事にしました。
しばらくしたらたぶん非公開にします。 アンケート取ったところ「残す」が圧倒的に多かったのでしばらく残して様子見ます。


2024年5月9日でflowerは10周年!めでたい!!!

開発者の言うとおり、フラワは本当に他にはない唯一無二の歌声だと思います。
Xのスペースや他の場所でも、P達からたびたび「花ちゃんの声に惹かれた・自曲にしっくりくる」という話を聴きます。ミク推しPと違ってフラワ推しPはそういうこと表立って言わないんですよね。もっと語ってほしい…たぶんリスナーから見えてる以上にP達はフラワ大好きだと思います。
この先もどうか永く声を聴き続けることができますように。自分も続けるぞ。

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