2年4カ月付き合った彼女と別れて-1ヶ月半-

彼女と別れておよそ1ヶ月半が経とうとしている。
起きた瞬間の絶望感や喪失感はもう無くなったし、
心がフラットな日常は戻ってきたと思う。

しかし普段の仕事や雑事をこなしている時、彼女のことを思い出さない日はない。
あの時こうしていれば、というifを考えてしまう。

2人の間だけで通じるお決まりのやりとりや、ほぼ幼児語のような恥ずかしいお互いの呼び名など、
それらはもう戻ってこないのだなぁと考えるととても愛おしいものを亡くしたのだと思う。
かと言って彼女の気持ちが離れて僕らが別れた以上、それを取り戻そうと躍起になるのはお互いに傷が深まるだけなのでやりたくはない。

別れてからついた癖として、スマホが手放せなくなってしまった。
特に誰から連絡が来るわけではなくてもコンテンツ(それもまとめサイトなど何の役にも立たないような)に触れていなければ空白の時間が耐えられないようになってしまった。
恥ずかしい話だが家のPCを立ち上げるわずかな時間や、何かの作業中に少しのフリーズが発生したときにでもすぐにスマホに手を伸ばしてLineやTwitterをチェックしてしまう。
彼女がいた僕が失われて、新たに再構築された僕はスマホ中毒だったという訳だ。

とは言え、僅かではあるが少しでも前には進んでいる。
楽器の練習や曲作りもできるようになったし、
仕事もサクサクとこなすほどには回復してきた。

あとはこの世の中がよどんで見えるような言いようのない負の感情が晴れてくれればいいんだがな。

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