"だめ" 可能性はここにあり!! 2024 『だめ連の資本主義よりたのしく生きる』 感想シェア会
2024年の『ストリートの思想』をあらためて考える際に最も重要な運動の一つがだめ連である。(毛利嘉孝『ストリートの思想』増補新版より)
故・ぺぺ長谷川と神長恒一が「だめ連」30年の活動を振り返りつつ、行きすぎた資本主義に対して、あまり働かない人生、生きている実感のある人生、たのしんでもいい人生、集いのある人生、爆笑のある人生、交流のある人生、つまりオルタナティブな生き方をぞんぶんに語りあった書『だめ連の資本主義よりたのしく生きる』。
大盛況に終わった今年1月の刊行記念イベントに続き、読書の秋に読後感想をシェアする会を開催します。「"だめ" 可能性はここにあり!! 」。これは1993年に早稲田で行われた記念すべき「だめ連」第1回目のイベント名。2024年の今、その可能性について検証する!! (ハーポ部長)
日 時:2024年10月5日(土)15時開場 17時〜19時(感想シェアタイム)、19時〜23時(交流タイム)
会 場:気流舎(下北沢)
会 費:入場無料、投げ銭制
店 番:ハーポ部長
出演:神長恒一(だめ連)、イカ(抜け組)、原島康晴(編集者)
だめ連とは?
1992年、就職した会社を辞め無職だった神長恒一と、大学に留年中だったペペ長谷川が結成。生産性というモノサシで人がはかられる資本主義社会を問題とし、社会の変革とオルタナティブな生き方を提唱。以降、おもに路上を舞台に交流・トーク・イベント・諸活動路線で活動。「どんな人生、社会がいいのか?」を人びとと語りあいつながりながら、労働と消費中心でない生き方を実践。ゲリラガーデンを行ったり、サウンドデモなどのさまざまなアクティビズムにも参加。アナキズム的な生を生きるポスト資本主義の脱成長的なムーブメント。著書に『だめ!』(河出書房新社、1999年)、『だめ連宣言』(作品社、1999年)、『だめ連の働かないで生きるには?!』(筑摩書房、2000年)、『だめ連の資本主義よりたのしく生きる』(現代書館、2024年)。