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発狂皆伝に合格したので振り返る


2023年4月1日、GENOCIDE 2018 発狂皆伝に合格したので、これまでのBMSに関することについて振り返ろうと思い記事を書くことにしました。


経歴

12/06/30 BMS初プレイ(プレイヤー:LR2、入力デバイス:KB)
12/07/01 初段合格
12/07/05 二段合格 →休止

12/10/02 再開
12/10/07 三段合格 →休止

12/12/18 再開
12/12/20 四段合格
12/12/21 五段合格
12/12/30 六段合格 ※ここから段位はGENOCIDE 2012
13/01/11 七段合格
13/01/17 五段合格 ※ここから入力デバイスをBMに変更
13/01/18 六段合格
13/01/27 七段合格
13/02/06 八段合格
13/02/27 九段合格
13/04/13 十段合格 →休止

15/03/10 再開
15/03/16 発狂初段合格
15/04/06 発狂二段合格
15/04/13 発狂三段合格
15/04/22 発狂四段合格 →休止

16/06/22 再開
16/07/13 発狂五段合格
16/07/14 発狂六段合格
16/08/11 発狂七段合格 →休止

22/03/07 再開
22/03/27 発狂八段合格 ※ここから段位はGENOCIDE 2018
22/04/09 発狂九段合格
22/10/22 発狂十段合格
23/04/01 発狂皆伝合格

・・・見ての通り飽き性で何度も休止してしまい、発狂皆伝になるまで初プレイから10年以上かかりました。

ランプ状況

発狂皆伝合格時のランプ状況です。

発狂難易度表
Satellite難易度表
Stella難易度表

発狂難易度表は★19 End Timeがハードできず、★20以下全白と言えないまま発狂皆伝になったことだけ心残りです。近いうちに埋めたい。
発狂皆伝の目安としては、正直譜面が少なく相性差もあるので、あまり当てにはならないかなと思います。

Satellite難易度表はサイトのバグでランプ状況が正常に表示されないのですが、実際はsl0フルコン、sl9以下エクハ、sl全白で埋めています。

Stella難易度表も実際はst0ハードで埋めています。
発狂皆伝の目安としては、st5がイージーで半分埋まるぐらいかなと思います。

環境

2022年に再開した時より前(旧環境)と後(現環境)で環境がガラリと変わったので比較しながら書いていきます。

・プレイスタイル
 旧環境:座りプレイ
 現環境:立ちプレイ

当然といえば当然ですが立ちプレイの方が圧倒的にやりやすかったです。立ちプレイ環境を作るのは多少面倒くさいですが、リターンは大きいです。

・モニター
 旧環境:21.5インチ、60FPS、FHD
 現環境:31.5インチ、144FPS、WQHD

現環境の31.5インチが見やすく感じます。個人的にはこれより大きいと逆にやりににくなるのかと思いました。
FPSも現環境では明らかにぬるぬるに見えるようなったので、最低でも120FPSはあると良いかなと思いました。

・プレイヤー
 旧環境:LR2
 新環境:beatoraja

beatorajaはLR2と比較して以下の点で優れていると思います。
 ・FAST/SLOWの表示
 ・GAF(Gauge Auto Shift)機能 ※終了時に最高のクリアゲージになる機能
 ・EX-HARDゲージが存在
 ・画質の良さ

上記のうち、GAF機能の存在が一番大きいです。
「イージーでプレイしたけど今のハード(ノマゲ)いけてたのに!」といったことが一切無くなるのはモチベの面で非常に助かりました。

・メインの難易度表
 旧環境:発狂難易度表
 新環境:stella(satellite)難易度表

最後にメインの難易度表ですが、stella難易度表は最強です。stella難易度表が存在しなかったら間違いなく発狂皆伝になってないです。
発狂難易度表と比較して高難度の曲数が非常に多く、各譜面も地力上げに適したものがほとんどなので、練習として最適だと思います。

とはいえ、発狂難易度表も気晴らしにランプ更新目的でたまには触っていました。

練習の流れ

・ウォーミングアップ
 やり方は少しずつ変わってはいますが、最終的には以下のような感じになりました。
  ・sl2→sl4…sl12 またはsl1→sl3…sl11 のようにsatellite難易度表を1個飛ば   しで1曲ずつ
  ・st0,st1を1曲ずつ、st2,st3を3曲ずつ

 選曲は中速乱打や好きな曲をメインでやっていて、高速やガチ押しディレイは温まるまでは避けています。

・ウォーミングアップ後
 基本的にはパフォーマンスの低下を感じるまでひたすらイージー特攻を続けます。ただ、調子が悪い時やイージー埋めに壁を感じ続けた時期は、早めに切り上げてイージー済の周回に切り替えることもあります。体験談として、st4を埋めてる時にイージー特攻をひたすら続けてもほとんど埋まらない時期があり、試しにイージー済の周回をメインにしたところ、壁を打破できたということがありました。この頃からイージー済のプレイの重要性も実感するようになりました。

 イージー特攻する際は、基本的には未クリアを順番に1回ずつ周回プレイしています。ただ、何回かやればクリアいけそうだなという譜面は連奏したり、逆に練習にならないほど歯が立たない譜面や練習効率が悪い譜面は飛ばしたりすることがあります。

・パフォーマンス低下後
 気分によってノマゲまたはハード埋め、たまにエクハ埋めをします。さらにパフォーマンスの低下を感じるようになったら切り上げて1日の練習を終えます。バテバテになった状態でプレイしても得られる経験値より翌日に響く疲労の方が大きいので、気分的にもっとやりたいなと思っていても切り上げるように意識はしています。

 ノマゲ埋めは先程書いたイージー特攻と同じようにプレイしていますが、ハード、エクハ埋めについてはよほど希望が無い譜面では無い限り基本的に1曲ずつ粘着しています。

TIPS

主な振り返りについては書き終わりましたが、ここからは自分が発狂皆伝を取得するまでに考えてきたことを踏まえて、これから発狂皆伝を目指してる人に向けて役立つかもしれない自論を書いていきたいと思います。

ガチ押し

自分はしばらく横認識をせずに続けていたのですが、st3のガチ押しで壁を感じ(具体的には未クリア15/30がガチ押しになるレベル)、横認識を練習し始めたところ、一気にガチ押しが埋まるようになりました。
コツとしては縦連になっている部分を集中しないことを意識し、できるだけただの同時押しとして認識することかなと思います。横認識できていない時は縦連になっている部分に集中してしまってそこ以外のレーンの認識が雑になっていたように感じます。

また、押し方についても低BPMのガチ押しは腕押しで処理していましたが、 st3 DEYANEN のような体力が要求される譜面でどうしても体力が持たずに困っていました。
そこで体力問題を克服できる押し方として、脱力して手首をバネにして処理するスナップ押しを習得しました。これにより体力が原因でクリアできなかった譜面も一気に埋まるようになりました。コツとしてはボタンを押した後の反発を意識すると良いと思います。

ディレイ

横認識でガチ押しを克服した後、次はディレイに壁を感じるようになりました。
ディレイといっても色んなタイプがあり、
 ①st3 Planisphere のような繰り返し配置
 ②st3 MarioPaint のような高速ディレイ
 ③st4 天叢雲剣 のようなレーンに偏りのある配置
などのようなものがあると思います。

ディレイを克服するために練習を重ねていく中で、上記の各タイプによって認識の仕方を変えた方が良いという考えに至りました。
具体的には
 ①では、繰り返し単位のブロック認識
 ②では、目線を上げて認識遅れで目線が下がってしまわないよう意識
 ③では、譜面を俯瞰して密度の高いレーンに集中してしまわないよう意識
といった意識で認識するようにしています。
他にも非皿側のレーンだけ集中したり、濃い同時押しの部分で区切って認識したり様々な認識方法を試して実践しています。
ここまで挙げた認識方法が正解とは思わないですが、様々な認識方法を試すことがディレイの対策として重要だと考えています。

モチベーション

自分は飽き性なので発狂皆伝を取得するにあたって、モチベが一番の課題だと感じていました。
多くの人がそうだと思いますが、自分にとってモチベが高まる一番の要因はランプ更新(特にイージー)でした。Stella難易度表の導入によってその要因は以前より格段に満たされやすくなりましたが、それでもst3に入り出したあたりから調子が悪いとランプ更新できない日も出てくるようになりました。そういう時でもモチベを維持、回復するために以下のようなことを実践しています。

・BP更新を成果とみなす
 BP更新した時にちゃんと「成果が出た」と実感する意識をもつことで、ランプを更新できない日でもそれなりにモチベを維持できるようになりました。
 Cinnamon Analysisではその日に更新したランプ、BP、スコアをひと目で確認できるので非常に助かっています。

・BMSを習慣化する
 自分はどうしてもできない日以外は毎日BMSをプレイするようにして、それを日々のルーティーンに組み込みました。そのおかげでやる気が出ない日でもサボりにくくなったと思います。毎日じゃなくても週5なら週5必ずプレイするように習慣化することで、沈んだモチベをいったん強制的に持ち上げる力はあるように思います。

・低難度のフルコン埋め、スコア詰めをする
 毎日やってもランプもBPも全く更新できなくてモチベが地の底まで沈んでしまった時、いっその事地力上げのことは忘れて低難度のフルコン埋めやスコア詰めで気分をリフレッシュすることでモチベを回復できました。
 ただ、当然地力上げにはほとんど役に立たないので最終手段としてやるのが良いと思います。

調子のコントロール

BMSをやっていく中でどうしても調子の良い日、悪い日が出てくると思います。調子の悪い日をできるだけ減らせるような方法をいくつか紹介したいと思います。

・体力の限界までやらない
 練習の流れでも少し書きましたが、何もランプが更新できないような疲労がたまった状態になったら、すぐ練習を切り上げるのが良いです。
 自分もどうしても成果を出したい時に体力の限界が来てもやり続けてしまうことがあったのですが、疲労が翌日にまで残りやすくなってしまうだけなので、諦めて翌日に回した方が良いです。

・十分な睡眠時間を確保する
 こんなこと書いていてなんですが、自分は平日明らかに睡眠不足です。休日は十分な睡眠時間を取るようにしていますが、目に見えて休日のほうが調子が良いです。
 なので睡眠時間はしっかり確保するに越したことはないと思います。

・体を温める
 
特に冬場は手が冷たくなりやすく、その状態でプレイし始めるとアップに時間がかかってしまいます。そのためプレイ前には汗をかくぐらいに厚着して、しっかり体が温まった状態でプレイし始められるようにしていました。

・湯船に浸かる
 自分は元々風呂はシャワーだけで済ませていましたが、湯船に浸かるようにしたところ翌日まで疲労が残りにくくなったと感じました。それ以来毎日湯船に浸かるようにしています。
 ・・・ちなみに湯船に浸かり始めた月からガス代が爆上がりして目玉飛び出ました。

おすすめの譜面

stella(satellite)難易度表の中で自分がたくさんプレイしたおすすめの譜面をいくつか挙げていきます。

・sl12 Magical Love Words
 一生5-1乱打が練習でき、中速なのでアップにも適している。曲が最高。
・st0 バーチャルセラピー
 5-1乱打と3-3乱打の練習ができる。sl8もおすすめ。曲が最高。
・st0 ふたりの-><-シグナル
 乱打、ガチ押し、ディレイ全部練習できる。曲が最高。
・st2 Air
 エアゴの強化版、BPM180の重発狂が練習できる。曲が最高。

これ以外にもおすすめの譜面は大量にありますが、挙げていくとキリがないのでこのくらいにしておきます。

発狂皆伝各曲の感想

発狂皆伝を受けての各曲の感想を書いていきます。

・1曲目 Doppelganger
 ガチ押しとディレイの複合譜面。
 綺麗な配置が多く、ハマりやすく癖もつきやすい。
 合格時でも落ちかけて地力が上がっても油断できない足切り担当。
 1回落ち

・2曲目 ダークサンバランド
 
BPM速めのガチ押し譜面。
 皿複合とデニムのような配置がハマりやすい。
 とにかく横認識を意識することが大事。
 2回落ち

・3曲目 キミとボクへの葬送歌
 
4回来るディレイ発狂が鬼門の譜面。
 正規系はディレイが綺麗なのでめちゃくちゃ苦手だった。
 
2回落ち

・4曲目 Love & Justice
 
基本4-2乱打でサビ抜けの24分で殺しに来る譜面。
 葬送歌でほとんどゲージが残せないので開幕が鬼門。
 ボロボロだと感じても意外とゲージが減らなかった。
 0回落ち

終わりに

自分は発狂皆伝の合格をゴールではなく通過点と考えており、これからも変わらず地力上げを続けていくつもりです。
次の目標ですが、Overjoyだとあまりにも遠すぎて適していないので、ひとまずStellaのst5を目指そうかと思います。

今回の記事ですが、自分は先人のこのような記事を見て参考になったりモチベになったりしたので、自分の記事でも少しでもそう感じてもらえる人がいれば嬉しく思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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