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花束

日曜の朝、大好きな映画をやっとオットと一緒に自宅で鑑賞。

その映画の主人公2人にはとても親近感が^^

同じ作家さんが私も好きだし、映画も好きだし、映画の半券を栞にするし、

ミイラ展は行けなかったけどすごーーく行きたかったし、私はガスタンクも好き。

そしてオットとは同じ白のスニーカーも履いてる。

2015年からの5年間の物語だけど、私の中であの2人の人生はずっと続いてる。

今もきっとどこかで暮らしているに違いなくて

どこかで何かを大切にしながら犠牲にしながら暮らしていてほしい。

2人が別れてしまったこと、オットはとても残念そうにしていて

鑑賞後のおさんぽでは

あんなに気の合う人に出会えることってそうないよね、

別れちゃうなんてもったいないよね、どうにかならないものかねって話しつつ

彼が就活を始めた頃から彼女の気持ちに違和感が生まれていたのも分かるし

疲れている時に人の本性が出る、というか

自分がしんどい時に相手を思いやれるかって一緒にいる上でとても大事だと思うなあ。

学生から社会人になる時期って本当に大変で

『大変な時』って『大きく変わる時』だとも思う。

そんな時に拗れたのだから、2人はそれぞれの道を進むと決めたんだね。

別れ話の時、2人とも何ていうか…辛いけど頑張ってて格好よかった。

この経験が必ずこれからの人生に生きるだろうし

彼らなら弱い部分を抱えながらも逞しく生きていけるだろうなと勝手に安心。

まだ三度しか観ていなくてノベライズを読んだのも一度だけ。

でもこれから折に触れ何度も観返し読み返すだろうな。いい作品に出会えて嬉しいな。



おさんぽの帰りに花束は買わなかった。


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