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木原事件 木原官房副長官留任

今日の文春オンラインは木原氏の官房副長官の留任予想とその内幕を伝えています。今更ながらですが岸田総理の鈍感力には恐れ入るばかりです。総理は木原はシロ、文春報道は収束に向け既に山を超えたと判断しているそうです。統一教会の解散請求を手柄にして解散総選挙を打ち岸田政権の延命をはかるつもりのようです。しかもアクセスジャーナルの山岡編集長によるとこの解散請求は出来レースで総選挙が終わった頃には裁判所が却下するというシナリオだそうです。ただただ総理にとどまることだけが目的となっている岸田総理は総選挙の結果木原氏が落選したとしても木原氏抜きでは総理の仕事を全う出来ないことを知っています。そこで木原氏を首相補佐官や参与など議員でなくても出来る職に登用することで利用し続けるかも知れません。ある意味、自ら望んで「彼の操り人形」となることで総理の座を守ることを考えているのでしょう。いやひょっとしたら今は栗生氏がやっている官僚枠の官房副長官に据えて栗生氏を切るなんてウルトラCもあるかも知れません。栗生氏は感染症担当の首相補佐官と言うことにすれば案外有り得るシナリオかも知れません。文字通り「俺がよければいいんだよ」ですね。しかし、文春オンラインでは再捜査でX子の聴取を担当した佐藤元取調官への取材を通じた「ホンボシーー木原事件「伝説の捜査官」捜査秘録」を連載記事とすることが告知されています。もともとハプニングで始まった佐藤元取調官の告白はついに木原事件報道の第二幕と合体する形でさらなる展開を見せるのでしょうか?それとも警察による文春発行差止請求や佐藤氏逮捕と言う形で終焉を迎えることになってしまうのでしょうか?いずれにしてもまだまだ山は超えていないように思います。果たして警察当局は今後どのような動きをして来るのか未だ予断を許しません。

ジャニーズ事件で共犯者とも言えるマスコミは元検事総長からの厳しい指摘を受け、各社とも殊勝に反省の弁を述べています。しかしながら、その反省が形ばかりであることは今回の木原事件の報道姿勢・黙殺を見れば明らかです。月刊「文藝春秋」が伝えた木原氏の選挙事務所に関する公職選挙法違反の話は一体どこへ行ってしまったのでしょうか?この件だけでも国会議員として大問題であり、メディア・マスコミがしっかりと追求すべき大きな問題です。それなのに自らこの問題を取材し報道するテレビや新聞は一つもありません。デリヘルの話にしてもワイドショーにピッタリの話で特にサンデー・ジャポンなら爆笑問題の格好のネタになるはずです。しかし未だどのワイドショーも「デリヘル副長官」の話題を出すことはありません。木原夫人の元夫の不審死事件については殺人も絡む話であり慎重になることはわからない訳でもありません。しかし愛人・隠し子問題、違法風俗問題、公職選挙法違反などは国会議員である木原氏本人に直接関わる問題です。それなのにマスコミのだんまりは余りに度が過ぎています。そんなに政府や警察が怖いのでしょうか?いや政府や警察から記事がもらえなくなることが怖いのでしょうか?テレビのワイドショーで言えばプロデューサーが「木原官房副長官」の名前を一切出さないことを出演者に徹底しているに違いありません。日頃政府に対し厳しいことを言っているモーニングショーの玉川徹氏もサンデーモーニングの青木理氏もテレビで木原事件を話題に出すことは決してありません。ユーチューブの報道番組にも出演している青木氏は自分のテレビにおける仕事を心配するかのように中途半端で生煮えなものとなり、顔色も浮かないものに見えました。ジャーナリストの皆さんも内心忸怩たる思いがあるのだとは思います。でもこのままでは彼らは政府やテレビ局への忖度と保身にまみれた信用出来ない「エセジャーナリスト」と言われても仕方がないと思います。テレビでの仕事など無くなっても構わない、自らの使命を果たすと言って、木原氏の真の姿を伝えようとする勇気を持ったジャーナリストは日本にはもういないのでしょうか?

我々は今、警察庁長官が「事件性はない」とすることで殺人事件そのものを隠蔽し、結果として警察が木原官房副長官の家族の誰かを頑なに守っている現実を目撃しています。これが絶対に事件であることは2018年当時の警視庁が捜査をしたことで明らかであり、家宅捜査が認められたことで裁判所さえ事件性を認めているのです。そしてこの当たり前の真実を口にする人間を警察は抹殺しようとしているのです。このような事態はどう考えても狂っています。早く検察による警察庁長官の犯人隠避の罪を暴いて欲しいものです。そして再捜査による事件の解決を切に望むものです。その再々捜査の過程で再捜査は何故急に終わりとなったのか、この再捜査の報告書(自殺で矛盾はないとする)はあるのかないのかも明らかになるものと思っています。もちろん結果として自殺で処理しようとした大塚署のいい加減な報告書も当然表に出て来ることになるでしょう。何も出来ない私としては最後の拠り所である日本の検察が正常に機能していることを望むばかりです。


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