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タンポポや今日は吾が子の初散歩

昨日失敗した村上宗隆選手の絵に再挑戦したものの、似ていないので色を着ける元気もなく、ペン画にして終わりです。どう見てもそこらへんのお兄さんにしか見えませんね。

絵は村神様ですが、野球の俳句はもうたくさんなのでタンポポの句です。NHK俳句で凡句として紹介されたタンポポの句はタンポポのワタ、風を待つ、吹くなどのワードが平凡さの原因でした。でもテクニックでそれらを克服していました。私は凡句の言葉そのものを避けて一句作って見ました。

蒲公英よ自由をかてにどこまでも

ワタが飛ばされる様子を見て自由への旅に感じたのでそれを中心に詠って見ました。糧で風のエネルギーを表して、「どこまでも飛んで行け」と大きな空をイメージしました。

タンポポや石をけりけり帰る子ら

凡句にならない為にタンポポと無関係な子供たちを登場させ二物の取り合わせにして見ました。凡句を脱する一つの方法はこの無関係な物との取り合わせだと説明がありました。でもこれも類想類句と言えば類句に思えて来ました。

タンポポや今日はが子の初散歩

暖かくなって来たのでそろそろ赤ん坊に外の空気を吸わせてあげようかと散歩に出かけたと言う句です。昔はこんなこともあったかなと思い出しての句ですね。

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