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2020年上半期に観た好きな映画10本

昨年の下旬から、友人と観た映画について語る映画駄話会というものに参加させてもらうようになりました。課題映画を2本決め、月イチでわいわいしゃべる楽しい会だったのですが、コロナの影響で集まれなくなってからは週イチで配信映画を観てzoomで語る会に進化し、なかなか人と会って話せない時期の心の支えとなりました。その結果、昨年1年通して十数本しか映画を観ていなかった私が、今年の上半期に観た映画は6/29現在で51本。今日は駄話会企画で上半期のマイベストを決めて発表しあってめちゃくちゃ楽しかったので、それをここにも残しておくことにします。新作旧作問わず、今年観た作品なら何でもOKということで好きな順に並べました。


10位 人生フルーツ (3/22鑑賞@下高井戸シネマ)

年始に東海テレビ作のドキュメンタリー「さよならテレビ」を観てドキュメンタリー面白い!!ってなってたところに、東海テレビなら「人生フルーツ」が最高!って教えてもらって、駄話会のメンバー5人で観に行った作品です。出てくる料理がどれもこれも美味しそうで、終わったあとファミレスでずっとこの映画の話をしました。東海テレビのドキュメンタリーはソフト化されないので、近くのミニシアターなどが上映してたら逃さず観に行ってください。


9位 エクストリーム・ジョブ (1/13鑑賞@TOHOシネマズ錦糸町)

2019年の韓国ナンバーワンヒット作品。「落ち目の麻薬取締捜査チームが、一発逆転で麻薬王を捕まえるべく連日アジトの斜向いのチキン屋で張り込みしてたらそこが店じまいすることになって、やむを得ずチキン屋を買い取って自分たちで営業することにしたらまさかの大繁盛で潜入捜査どころじゃなくなる」っていうめちゃくちゃ面白い設定のコント。ラストカットが本当に本当にかっこよくて最高でした。


8位 37セカンズ (2/15鑑賞@WHITE CINE QUINTO)

テレ東佐久間さんのレコメンドをみて観たくなった作品。障害者の性、自尊心、自立みたいなテーマを、いわゆる感動ポルノ的なみせ方じゃなくワクワクするロードムービーにしてくれたHIKARI監督、長編デビュー作とのことですが次回作も絶対観たいです。そして渡辺真起子さんが最高でした。


7位 ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル (6/20鑑賞 @Netflix)

予告編、というかTVスポットを観て完全になめてたジュマンジシリーズ。かねてから「ジュマンジは実はめちゃくちゃ面白い」とレコメンドを受けていたためいつか観なきゃと思いつつ後回しにしていました。実際に観てみたらまぁぁぁぁぁぁぁ面白いのなんの。キャラクター付けが明解かつスピーディーですっと入ってくるし、テンポがいいから面白とハラハラのメリハリがしっかりついてて素晴らしいエンターテインメントでした。ずっと面白かった。


6位 初恋 (3/6鑑賞@丸の内TOEI)

「ベッキーの演技がとにかくやばいから今すぐ観るベッキー」という情報以外、あらすじも予告編にも触れずに観にいったのですが、話がちゃんとめちゃくちゃ面白くてびっくりしました。個性的なキャラクターがどいつもこいつも愛おしくて、ラストのホームセンターでの殺り合いはテンションぶち上がりましたね。でもやっぱりなんといっても車からバール持って降りてくるベッキーの狂気が凄まじいのでぜひ体感していただきたいです。


5位 天使にラブ・ソングを… (5/15鑑賞@金曜ロードSHOW!)

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最近は毎週金曜に日テレの金曜ロードSHOW!をlyrical schoolのyuuちゃんと一緒に観るというインスタライブを楽しみにしていて、過去の名作を改めて観返す機会が増えたのですが、なかでも20年ぶりくらいに観た「天使にラブ・ソングを…」は素晴らしかったです。シスターたちがヘリコプターのパイロットに詰め寄るシーンが最高でした。


4位 WOOD JOB!~神去なあなあ日常~ (4/20鑑賞@AmazonPrimeVideo)

何年も前に実家の母親から小包が届いて、開けたらこの原作「神去なあなあ日常」の文庫本が入っていたことがありました。「こんなに読後感が爽快な小説はめったに無いからよかったらあなたも読みなさい」とのレコメンドを受けて読んでみたら本当にそのとおりで、大好きな作品でした。映画化された当時はスルーしちゃってたのですが、これまたテレ東の佐久間さんがWOOD JOB!の伊藤英明は最高!ってラジオでよくネタにしているのを聞いて軽い気持ちで観たら原作小説同様にとにかく爽快で、大好きな一本になってしまいました。「初恋」「WOOD JOB!」に加えて最近「きみの鳥はうたえる」も鑑賞して、染谷将太の演技の幅広さの虜になっています。


3位 パラサイト 半地下の家族 (1/4鑑賞@TOHOシネマズ上野、1/26鑑賞@池袋HUMAXシネマズ)

言わずとしれた超傑作。便座に座ってタバコを吸うパク・ソダム、顔面に桃を押し付けるパク・ソダム、ちょっとしか出てこなかったけど異常に可愛かったピザ屋のお姉さんが好きでした。


2位 ジョジョ・ラビット(1/22鑑賞@TOHOシネマズシャンテ)

仲間内でも賛否が分かれた「ジョジョ・ラビット」ですが、私はとにかく大好きな映画でした。ナチスを題材にしておいて、こんなにコミカルで徹頭徹尾優しい映画であってはならないという意見も耳にしましたが、戦争映画がもともと得意ではなかった私はおそらくこの設定とこの空気感でなければ観ようと思わなかっただろうし、ちゃんと意義のある1本だと思っています。ラストのひとくだりでパーカーの首元がビチョビチョになるまで泣きました。


1位 スウィング・キッズ(3/8鑑賞@TOHOシネマズ錦糸町)

高校時代に吹奏楽部の文化祭で「Sing Sing Sing」のドラムを叩いたことがあって、すごく思い入れのある好きな曲だったんです。その曲を終盤のタップダンスシーンの見せ場で華やかに使ってくれて「あぁこれはおれのための映画だ!」って高揚してからのビターな展開。それまでがとにかく楽しい楽しいエンターテインメントだったので、そうだこれは戦争映画だったんだと突きつけられ、終演後施設内のベンチに座ってしばらくぐったりしました。その重みも込みで大好きな作品です。


以下はこんな感じでした。

1位 スウィング・キッズ
2位 ジョジョ・ラビット
3位 パラサイト 半地下の家族
4位 WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜
5位 天使にラブ・ソングを…
6位 初恋
7位 ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
8位 37セカンズ
9位 エクストリーム・ジョブ
10位 人生フルーツ

11位 ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから
12位 トイストーリー3
13位 勝手にふるえてろ
14位 思いやりのススメ
15位 ジュディ 虹の彼方に
16位 ワタシが私を見つけるまで
17位 きみの鳥はうたえる
18位 ルース・エドガー
19位 娘は戦場で生まれた
20位 ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋


上半期、まだ映画を観る予定があるので入れ替わったらこっそり記事も修正します。

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