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甲斐田晴 ASMRシチュエーションボイス Vol.2「お説教ボイス」感想

※ボイス本編のネタバレを含みます

怒涛のボイス供給にまったく追いつかない記録。
vol.3の記事が意外とコンスタントに見られているようなので、自分用の記録だけでなく、購入検討にも使ってもらえてるのかな~などと思ったりもしていますが、とにかく全然追いつかないんだなぁ。

甲斐田のASMRボイスシリーズは『回を重ねるごとにシチュエーションボイス度が高めになっている』というのが個人的な体感のため、vol.2はちょうどASMR要素と半々くらいの作品な印象。
波の音やチョークの音など、単体ASMRとしてはよく見かけるけどボイスとしては珍しめのものも収録されています。


Track1〜3:生真面目な後輩

【ASMR要素】
Track2:波の音、耳打ち
Track3:心音、寝息、背中とんとん

イベント制作会社系勤務の先輩をサポートする後輩くん。
「お説教ボイス」という作品なので結構怒られるのかな?とびびっていたリスナーもいたけど、蓋を開けばマイペース気味な先輩を色々フォローしてくれるマメで真面目くんな後輩は、とてもかわいい。
終始敬語なところもポイントかな。言葉選びが綺麗なんだよなぁ、後輩くん。

Track1でちょっと強い言葉で言いすぎちゃったな……と反省して、リフレッシュがてら浜辺のお散歩に誘ってくれるTrack2はちょっとデートっぽさもあるかも。
自称気難しい後輩くんがちょっと詩的なこと言ったり、生真面目ゆえに口うるさくなりがちなところをマイペースな先輩に振り回されたり、個人配信の甲斐田というよりコラボ配信の世話焼き顔してる時の甲斐田みがあるかも。

私がASMRボイスシリーズで最も繰り返し聴いてるのが後輩くんTrack3なんですが、『倉庫に閉じ込められたまま一晩過ごす』というシチュエーションボイスあるあるご都合イベントは、まぁ、おいといて。
かつてのASMR配信で年齢指定を食らい続けてきた心音(別に変な意味はなく、なぜかYouTubeのアルゴリズムに引っかかり続けていた)が聴けるのは、今のところこのTrackだけです。
終盤に入ってくる背中とんとんよりボリュームが大きいのもちょっと面白いんだよなぁ。
ちなみに寝息はVol.3にも収録されてますが、こっちの方が時間長めなのであれが好きだった方にもオススメ。

鈍感マイペース先輩に振り回される後輩くん、と書くとラノベ主人公みがあるけど、どっちかというと困り眉で怒ってるイメージしか浮かんでこないのでヒロインみがあるんだよなぁ。
なんて甘く見てるとびっくりするぞ。


Track4:ドS教師

【ASMR要素】チョークの音

赤点で呼び出ししてくる英語の先生。
個人的には令和の倫理観が邪魔してきちゃって全然真面目に聞けない。少女漫画とかに出てくる『ドS教師』を想像しておくと予防線が張れます。

言葉選びが厳しめだけど、先生的な解説をやってるところが聴けるのは貴重かも。季節ボイスとかパロディボイスには似たようなものがありそうだけど、甲斐田のキャラ的にここまで厳しいタイプの先生は本人台本・運営台本どちらでも出てこないんじゃないかな。


Track5:腹黒彼氏

【ASMR要素】息吹きかけ

ほわほわかわいい~~~タイプなことにびっくりさせられる彼氏。
え!?こんな身長160cmくらいしかなさそうな声!?ってまずそこに驚きすぎて腹黒どころじゃないんだが。

後日、このASMRボイスシリーズを担当しているライターさんが『DIABOLIK LOVERS』とか担当されてたのを知って大納得するくらい『お仕置き』ってワード、シチュエーションボイスでもなかなか聞かないよね。
とはいえ、そのじわじわ来る面白さにも打ち勝つくらいかわいい系の声で「かわいい」って言われるので、好きなおたくも多いのではないだろうか。
個人的にはもうちょっと長めに聴いてみたかったレア系声の聴けるTrack。


Track6:甲斐田晴

【ASMR要素】頭なでなで

Vol.1からの継続ストーリー『魔に憑かれたことにより幼児退行しているあなた』の面倒を見ている研究者・甲斐田。
言動は成長しているものの、感情のコントロールはまだまだ。

自分から「晴せんせい」って言うので、実質幼稚園の先生ボイス扱いしてもよいのでは??すいません、少々邪念が入りました。
ASMR要素はかなり薄いので、Track6に関しては継続ストーリーを追うのがコンテンツとしてのメインの楽しみ方になる印象。

毎回ラストは研究者甲斐田で〆なので、このシリーズって単純な演技力の幅を実感することもできていいんだよなぁ、という気持ちになる。




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