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甲斐田晴 ASMRシチュエーションボイス Vol.3「お世話ボイス」感想

※ボイス本編のネタバレを含みます

Vol.1・2の状況を見るにぶっちゃけ「次の新作が出た時に再販されるでしょ」とタカを括ってるけど、ボイス供給が多すぎるオタクは常設になるといつまでも買う機会を逃す。(現在進行形の経験談)
再販時期も明確には未定だし、期限が決まってるうちに買うのが一番確実!というわけで取り急ぎ新しくて販売期間〆切が近いものから感想を書いておきます。

全体的にこれまでのASMRボイスの中では一番
『ASMR要素控えめ』
『シチュエーションボイス度高め』
だと思ったので、普段ASMRはあまり聴かない人でもボリュームたっぷりのボイスって気持ちで買ってみてほしい一作でした。


Track1〜3:過保護な兄

【ASMR要素】
Track2:シャワー、炭酸シャンプー、ヘッドスパ
Track3:タオルドライ、ドライヤー、背中とんとん

いつものボイスよりすこーし低めトーンの妹大好き美容師お兄ちゃん。
一人暮らし始めたての社会1年目妹を労って甘やかしてつつ、小さい頃の妹の話をしみじみしたり、シスコン要素はTrack4と多少被るところもあるかも?
Track1で電話がかかってくるところからスタートなので、あの質感が好きな人にもおすすめ。
ラストちょっとだけ吐息交じりなのが「シチュボだ!!!!!!!!」って感じがして愉快になってしまう。

甲斐田のボイスでお兄ちゃんといえば『添い寝ボイス2』だけど、あちらはだいぶ小さい妹を想定してる印象があったので、タイプが違います。

甲斐田をきっかけにASMRにハマった人間なので、炭酸シャンプーはちょっと物足りないというか、ASMRでよくあるシャカシャカ洗う音ではなく、水を溜めてすすいでくれる感じがメイン。
シャワー/水音+炭酸の要素が大きいかな?
耳マッサージも入ってるので、これが好きなオタクは安直に喜んだ。


Track4:シスコンな弟

【ASMR要素】囁き、寝息

ちょっと生意気で子どもっぽい弟だ!!
「ねえちゃん」の彼氏に嫉妬して興味のないプラネタリウムのチケットとったり、すぐ寝ちゃったり、かわいい年下っぽさ強め。

シリーズ全体を通して『ボイス』なので、ASMRパートでうとうとしててもセリフ入って覚醒する、というのを繰り返してた私としては、ASMR配信でやってたような囁きがちょっぴり聴ける&寝息でこれまでで一番睡眠導入に使えるボイス。
これ聴いて気付いたけど、あまりに条件付けされすぎてて、甲斐田の囁き聴くと爆速で瞼が重くなる。


Track5:余裕のある彼氏

【ASMR要素】料理

ちょっと響きのある低音がめずらしい大人の彼氏。
感情の起伏が控えめというか、酔っぱらった彼女をお世話してるのもあって割と一定トーンで話すタイプの役か~と思って聴いてたら、シチュボ展開にびっくりした。これは余裕がある男だ……

料理は冷蔵庫を開ける、鍋を火にかける、包丁で切る、氷と液体を注ぐ音が少し。
せっかくなので何の料理かは聴いて確認してもらいたいんだけど、甲斐田本人を知っていると思わず笑わずにはいられない。
シリーズでずっと同じライターさんが脚本担当されてると、こういうところで経験というか、回数を重ねてきたからこその面白さが出るんだなぁ。


Track6:甲斐田晴

【ASMR要素】髪を梳かす

Vol.1から続いている『魔に憑かれたことにより幼児退行しているあなた』の面倒を見ている研究者・甲斐田。
徐々に成長を重ねてコミュニケーションがとれるようになってきた分、今まで以上に振り回されてる甲斐田はよいものです。
焦って上擦る声が何度かあるのもいいし、それを『動揺』として反省するところが『研究者』として『観察対象』に原因以外の影響を与えないよう努めてる感じがして、いい。

字を書く音もいいんだけど、見た目は大人とはいえ精神年齢12才を相手にしてるのか~~~と神妙な顔をしてしまう程度にはずーっと甘い男なので、勘違いされても仕方ないと思います。\パパ!/

あと、できないことの説明と代替案の提案の仕方がめちゃくちゃ甲斐田だな~~~と思った。
研究者の甲斐田はマンスリーボイスでもよく登場するけど、合理性を重視する考え方着目点に、甲斐田が持ってる研究職っぽさを感じることが多いので、今回もそれがあってにこにこしました。


余談

今回ふと「そういえばシナリオって全部同じ人が書いてるのかな」と思い至って、担当ライターさん調べたら過去の担当作に見覚えがありすぎてひっくり返った。

別で感想書こうと思ってるんだけど、ASMRボイスVol.2の『腹黒彼氏』がだいぶ知ってる味のシチュボだった理由はこれか~~~~~~~!!!!!と大納得するので、乙女ゲームタイトル詳しい人は見てみてください。
燦然と輝く『DIABOLIK LOVERS』のタイトル。それだ。

今後の続編シチュエーションをリスナーアンケートとった際、見事に世論と好みが合わずしょんぼりしてたんですけど、恵莉さんの経歴みたら俄然楽しみになってきちゃった。



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