中絶は母親の責任か


#中絶

 中絶は良いことではない、というのはそう思うが、これで母親ばかり責めている人たちは支持できない。
 そもそも、中絶が必要ということは、出産したくないのに妊娠してしまったということです。当然、関与した父親がいるはずなのに、中絶反対派は父親を責めようとしない。妊娠に同意していないのに妊娠させてしまった責任は重大ではないのか。不同意性交等に含めてもいいくらい重大な犯罪的行為ではないのか。
 中絶の一番の被害者は、もちろん胎児だが、それを一番悲しみ、死なせたくないのは母親のはず。それでも中絶せざるを得なくなった母親を責めるのは筋違い。母親の次の悲しむのは医療関係者。進んでやりたい仕事ではない。医療関係者を罰したり攻撃したりするのも筋違いと言っていい。

書きかけで止まっていたら、いい本を見つけました。
 ガブリエル・ブレア「射精責任」太田出版


  



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