大好きなもの

私は動物が大、大、大好きです。
それはもう、1人で動物園に行くほどに。
けれど、頻繁には行けないので身近な動物のワンちゃんが心の癒しになっています。

毎日通る道にいるワンちゃんや、散歩している一期一会のワンちゃん。
どんなに嫌なことがあっても一瞬で忘れてしまえるぐらい幸せホルモンがドバドバ出てくる。
たまーに触らせてくれる子がいた日には、今日が人生最期の日でもいい!!!と思えるぐらいの気持ちになります。
それぐらい大好き。

少し前にあった出来事です。
用事があったその日に、時間ギリギリに家を飛び出した私。
すると家の前を散歩しているワンちゃんがいました。
その子が私の足元まで来た瞬間、たまらず
あ〜かわぁいいね〜モフモフやん〜
うわあぁあ、かわいい〜
と、声に出して撫でまくりました。
私に撫でられている最中、ワンちゃんはしきりに足の匂いを嗅いでいましたが
急に興味を失い、通り過ぎていきました。

私もその場を立ち去って
ああ、やっぱりワンちゃんは可愛いなあ
天使だわ。
人懐っこいし、あの子がいる生活は天国以外の何物でもないな。
なんて名前なんだろう?
男の子かな? 女の子かな?
とマスクの下でニヤニヤしていました。

そして、
あれ? わたし、飼い主さんのことガン無視してたな…
と気づいたのでした。
元々、人付き合いが苦手ではありましたが、一般常識は持てているつもりです。
たとえワンちゃんに興奮して我を忘れても、その後に飼い主さんに「可愛いですね。ありがとうございます」ぐらい言える人間だと思っていました。

それが、人間を無視して
ただワンちゃんと話すようになってしまった…
本当に怖い。
人目を気にしすぎだと自覚するほど気にしすぎている私を変えてしまう、それがワンちゃんです。
ワンちゃんは人間を変えてしまう程の力を持っているんだ、と心の中で独り言を言うだけで満たされる心。

今日もどこかでワンちゃんたちが息をしている。
それだけで幸せになれる、今日この頃。
いつか結婚できたら、ワンちゃんも家族にして、毎日が天国だと思える日々を過ごしていきたい。
そう思った一日でした。


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