最近観た映画

最近観た映画です。

●劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
 電話がまだ発達していない時代、「自動手記人形」と呼ばれる代筆業が存在する世界で、その業務に携わる少女ヴァイオレットの成長を描くTVアニメーション作品の劇場版。アニメの続編であり完結編です。
 テレビシリーズからのファンだったこともあって公開日の翌日に観に行った。冒頭からエンディングまで感動させられる作品。そして京都アニメーションによる作画が美しく、まるで一つの絵画作品を見ているかのような錯覚を覚えた。映画のストーリーもそうなんですが、例の火災事件からのカムバック的な作品でもあり、エンドロールを観ながら涙が止まらなくなった。

●BURN THE WITCH
 『BLEACH』で有名な久保帯人原作漫画の劇場作品。英国・ロンドンを舞台にドラゴンと対峙する2人の魔女についてのお話。魔女という中世的な題材ながらも、グラフィック、空気感、固有名詞に至るまでストリートカルチャーを感じる”久保帯人ワールド”全開な作品だった。続編が待ち遠しいがいつになるやら。。。

●はりぼて
 富山市議会の政治家による政務活動費の不正受給を地元のテレビ局が暴き、14人の議員が相次いで辞職する事態に陥った、2016年に起きた実際の事件を基にしたドキュメンタリー映画。追及された議員がとぼけたり、謝罪したりするシーンがコメディ調に描かれていたものの、その腐敗具合に観ていてため息しか出なかった。表に出ないだけで、これは富山だけの問題ではないだろう。改めて政治に関心を持つこと、選挙の重要さを思い知らされた。そしてジャーナリズムのあり方についても(これは自戒も込めて)。

●鬼滅の刃 無限列車編
 もはや社会現象化している大人気作品『鬼滅の刃』の劇場版。公開初日で興行収入10億円を突破したということからもその人気度が計り知れる。実際公開日翌日に観に行った時も満席で、大人から子供まで幅広い層が観ていた。
 自分がこの作品を知った時にはすでに人気作品で、観る気はなかったけど、友人に勧められるがままアニメを観たらまんまとはまってしまった。映画も素晴らしかった。主人公の竈門炭治郎は昨今まれにみる、清々しいほどの好青年主人公で、これもこの作品がウケている理由の一つな気がする。ちなみに僕は我妻善逸推しである。僕ら世代が傘でアバンストラッシュや牙突の真似をしたように、今の小さい子たちは全集中〇〇の呼吸とやるんだろう。

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