娘の寄植え達
昨日編集の途中なのに誤って投稿してしまいました。なのにお二人の方にスキを頂き、ありがとうございます。そして、ごめんなさい😭❣️
では、改めて……。
まだ娘がこの家にいた頃、増築前の花いっぱいの庭にさほど興味がなく、私が娘の休みの日に「見て見てー!きれいでしょー!!」と言うと「うーん😃綺麗ー!」とは言っていたけれど、そんなに興味がないのは伝わって来ていた。
それから十数年経って、自分の庭を持った途端に火がついたように、ガーデニングの虜になってしまった。
最初の年の初夏に私が娘の所へ行き、0からのスタートを手伝った。土造りから植え方まで、1ヶ月では足りないくらいだったが、春と夏が同時に来るような国なので、一通りの事を一緒にやる事ができた。この国は冬は全く何も出来ない。テラコッタの植木鉢は外に出しっぱなしにしていると、割れてしまう。金属製や木製コンクリート製の物に多年草や宿根草を植えておけば、そのままカバーをかけておけば大丈夫。
テラコッタは室内の倉庫か、デッキの下に床下収納のような物を持っている人が多いようだけれど、そこや倉庫に苗が入ったまま保管する。
本当に好きだということに、本人も驚くほどで「お母さん、こんなに楽しい事やってたんだねー!」と「今更ー?」という感じだけれど、一緒にやれる事が私も本当に楽しかった。現在は上の写真のように「これ、ど〜お?」と見せてくれる。
私よりも遥かにセンスが良い。
そして、偶然にも昔の庭の写真を奥から取り出したので、何枚も送ったら「こんなに沢山植えてたんだね、素敵ー!ゴメンネー!私、全然見てなかったー😭」と言ってきた。
「残念でもあるでしょう?」と言うと「ホントにー!!」と。
これも、ある意味〈自分の事にならなければ分からない〉ということですね。
↑去年の寄植えを冬の間床下に保管していた物を、春になって取り出し、ダリアとビオラだけを新しく植えたらしい。もう少ししたら素敵な寄植えになるのが想像できる。
と、ここまで書いて、この写真の5日後、季節が進むのが早いストックホルムでは、もうこんなに素敵になった写真が届いた。↓
そのセンスの良い寄植えを紹介させてください。
↓昨年の物
花や色の好みは、殆ど私と同じだけれど、使い方が、惚れ惚れする。
私のをお見せするのは、恥ずかしいくらいハイセンスだと私は思う。
彼女の身につける物、インテリアそしてエクステリア、全部好き。
現地のお友だちは、和風だと思っているようだけれど、インテリアもファッションも、和風ではない。彼女の独特だと思う。それでも、日本で培われたものなのだろう。
センスはさることながら、1つには、空気が乾燥しているので、蒸れるということがなく、どんなに密植しても、腐ることがない。 温暖化と言われるようになって、30℃を超える事があっても、日陰に行けば寒いくらいだ。寄植えに適している気候だと思う。
そもそも寄植えというものが、日本にあったのだろうか。勉強不足でその辺は知らないが、日本では春夏秋と変化していく季節が、春と夏が一度に来るような花の季節は本当に種類が多く素晴らしい。
ただ駆け足で過ぎ去って行く感じ。
8月には、もう秋の気配がし、ナナカマドやニワトコの実が赤く色づく。9月には紅葉が始まる。
そんな国へ、次はいつ行けるようになるのだろう。