見出し画像

読み聞かせのための名作関西弁アレンジ①三匹のこぶた

私は、小学校の「読み聞かせボランティア」をかれこれ10年ほどやらせてもらっています。
うちの小学校では、年に2回、2週間の「読書週間」の朝の時間15分ほどに読み聞かせを行います。

読み聞かせをするにあたって、大変だけど楽しいのが「本選び」。
今回は、どんな本を読もうかなーと子ども達の顔を思い浮かべながら、本を選びます。

その時々に、その年齢の子たちに向けてメッセージ性のあるものを選んでみたり、
おもしろさで選んだり
絵のきれいさや楽しさで選んだり
選ぶ基準は色々あるのですが
最近、私は気づいたのです。

実は、私、関西出身なのです。
そして、関西弁で書かれた絵本というのが、一定数存在すること。
そして、関西弁を関東で話すとなかなかウケるということ。
関西弁の絵本は、やはり関西ネイティブじゃないとなかなか読むのがむずかしいということ。

ということは、関西弁の絵本って、私のためにあるようなもんやーん!!
ということに気づいたのです。

そこからは、関西弁で書かれた絵本を選んで読んだりしていたのですが、
それでは飽き足らず、
「自分で関西弁に翻訳してみよう!!」と思いつきました。
そして、まず1冊目に翻訳したのが、「三匹のこぶた」。

やはり、関西っぽく、ちょっとガラが悪めに作ってみました。

元になっている紙芝居は、童心社の「三びきのこぶた」です。
ページ数も合わせてありますので、
ページに合わせて紙を切り、紙芝居の裏側にマスキングテープで貼り付けて利用すると、読みやすいです。

関西地区で読み聞かせをしている方
関西出身で、他の地域で読み聞かせをしている方、
これからやってみようと思っている方、
関西出身じゃないけど、関西弁で読んでみたい方、ぜひこの翻訳を利用して
読み聞かせをしてみてくださいね。

「関西弁で三びきのこぶた」

ここから先は

2,249字

¥ 200

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?