こぼたん

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人間が嫌いなわけない

わたしは好きという感情がわからないくせして、人に嫌われることを極度に怖がっている。 もはや、自分は人に嫌われているという前提の上でしか人と関われなくて、人に好かれることを諦めている。しかしそのくせして人と関わることを諦めきれないから、対人関係で自己開示すればするほど、お風呂の中で自分の発言を思い出しては自己否定が止まらなくなって、気づいたら鏡の中の自分に罵詈雑言を浴びせている。 でも、「絶対に嫌われた…」と後悔が募っても、本人に確認するのは野暮である。 「ねえ、私のこと嫌って

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