ウイニングランはしないけど、明日も特大国旗を広げたい
推しは推せる時に推せ
が口癖の息子たちは、私のスポーツ観戦に寛容だ。と言ってもストーリーを追いかけたくなる選手が多すぎ、かと言ってグッズやサインがほしいわけでもない私は、推しとしては大失格だ。バイト代のほぼ全てを推し活に注ぎ込む息子を見ると、他人事ながら推しってありがたい…と手を合わせたくなる。ところがその息子に、私が唯一自分から頼んだ推し選手の特大サイン入り国旗を見せたら、彼は絶賛してからこう言った。「今なら〇〇円くらいかな。これから記録出したら爆上がりするな」
推し活は値