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美濃赤坂線・赤坂宿周辺探訪 ‐1‐

親族の墓参りで付近を通りがかる度に、一度はきちんと訪れてみたいと思っていた場所があった。
旧中山道の赤坂宿周辺である。
JRの美濃赤坂線に乗ってみたかったこともあり、青春18きっぷの期間中に行くことにした。

18きっぷで出発

大垣駅で一旦下車し、駅ビルの中で遅めの朝ご飯を済ませて乗り換える。

美濃赤坂線 ぴかぴかの2両編成
座席の色がさわやか
前面展望 レールの分岐をみるのも好き

終点までの途中駅が1駅しかない短い路線なので、車窓の変化をそこまで楽しむでもなく、あっという間に終点、美濃赤坂駅に着いてしまった。

電車を降りてから見た駅舎

改札を出てから駅舎の正面を撮るのをうっかり忘れていた。
(フィルムで撮った気もするが、まだ現像に出していない)

赤坂・青墓地域観光マップ
割ときれいな状態だった 最近たてられたのだろうか?

駅を出てすぐ、付近の観光案内板がある。ありがたい。
事前にある程度調べて行きたい場所は決めてきたが、こういう看板を見るのも楽しい。ネットで見つけきれないものも時々あったりする。

まずは赤坂港会館へ向かう。

赤坂港会館

訪ねてみるとちょうど開館したばかりの様子だった。
聞くと地元の方がボランティア的に交代で当番をしているそうだ。

古い時計
文字盤が独特

訪問したタイミングでは、この時計が動かなくなったので直さなければ…というお話を地元の方々がされていた。中の機構は既に動かず、現在は電池で動くようにしているそうなので貴重性は不明だが、かつて美濃赤坂駅に置かれていたという。

会館内には主に金生山の採掘に関する資料の展示等があった。
ボランティアの方のご厚意に甘えてお話を聞きつつ、館内と外を一通りぐるりとまわると昼近い時間となったので、これまたあらかじめ調べておいた喫茶店へ行き、簡単な昼食を済ませることにする。

と、喫茶店へ向かう間に汽笛が聞こえた。
そうだ。ここには西濃鉄道があるじゃないか。
何故忘れていたのか。
急いで時刻表を調べた。
ちょうど午後に一本、乙女坂から美濃駅行きがある。


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