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私のオススメSideM楽曲10選

はじめまして、お疲れさまです。中村あとと申します。
プロデューサー名はキリン。歴7年少しの握野英雄担当FRAME Pです。
315に楽しそうな企画に参加させていただきます。


1.NEXT STAGE!(315 ALLSTARS)

私がSideMが好きだ!と再確認した曲です。2021年のプロミがコロナ禍を抜きにしても私にとっての久しぶりのSideM現場だったのですが、この歌を聴いた瞬間、今日ここに来て良かった!と心の底から思ったのを覚えています。
『スタートダッシュは得意だし』とか『秘密の大作戦しよう!』など、やや幼さを感じさせる無邪気な語彙がかわいくて好きだし、『失敗も大成功も詰め込んだ ここは始まりの場所 俺たちの場所』という歌詞に、315プロダクションのアイドルとして築いてきたものを糧に未来=次のステージに進んでいくんだという彼らの決意や誇らしさがうかがえる気がして、たまらない気持ちになります。
思わず真似したくなるサビの振り付けが好きです。熊谷さんと増元さんの重心の低いダンスが好きです。熊谷さんの丁寧な“新しい地図”の開き方を見ると、どうにも愛しい気持ちになります。

2.ONE to DREAM!(FRAME)

疾走感あふれる(8thライブでは物理的に花道を駆けていましたが)爽やかな楽曲で、聴いていて気持ちがいいです。元気が出ます。2番に入る前の音が変化するところと、最後の全員集合みたいな音がめちゃくちゃ好きです。
勇敢なるキミへもそうですが、FRAMEの、私たちひとりひとりが持っているモノを信じてくれるあたたかさ、君ならできるよと時に手を差し伸べ時に背中を押してくれる優しさが私はとても好きです。FRAMEが言うのなら自分の手で『自由で自在な未来』を掴める気がしてくるからすごい。勇気じゃなくて小さな勇気なのがいいなあと思います。『見えないルールなんて 蹴っ飛ばしてやれ!』の声の変化良すぎる。
FRAMEの曲はニチアサと言われることがままありますが、現時点ではこの曲が一番ニチアサを感じるかもしれません。

3.PROOF OF ONESELF(THE 虎牙道)

選曲理由、かっこいいから。その一言で事足りるだろうと言いたくなるくらい徹頭徹尾かっこいい。
冒頭のサイレンのような音。そしてカウントが始まった瞬間の、あ、ヤバいと息を潜めてしまうような治安の悪さ。ヤバいと思っているのに耳を目を奪われて、あっという間に釘付けにされてしまう圧倒的強さ。最高に痺れます。
虎牙道ラップ大好き!2番の『一本』と『試されてんのかなぁ?』の言い方癖になります。
この曲を聴いていると、虎牙道の勝利へのこだわり、強者であることの自負を全身で浴びているような気分になりまして。曲全体を通して“生”を強く感じられるのも好きなポイントのひとつです。

4.愛笑華!(彩)

コール楽しい~~~!はちすでコールできて、すっごく嬉しかったです!!
この曲、歌詞に対して肯定するようなコールがたくさん入ってるのですが、その中でも特に『誰かを尊いなっていう想いが 人生だって言いかい?』に対して「よい よい」と応えているのがすごく好きです。推しがいる人生っていいなと常々思っているので。
前述のプルワンが己と向き合った人生の歌なら、愛笑華!は“あなたとわたし”がいて成り立っている人生の歌なのかな、という個人的に解釈。
いつ聴いても楽しい曲ですが、イベントやライブ帰りの交通機関の中で聴くと楽しくて幸せな気持ちになるのでオススメです。ライブの定番曲になってほしいです。

5.Present For You!!!!! ~A day in the café~(Café Parade)

言わずもがな全てが良かったのですが、このためだけに円盤を買う価値がある。そう思うくらい、はちすのパフォーマンス最高でした。多幸感と書いてカフェパレと読むのかもしれない。
めまぐるしく変わっていく音が最初から最後までずーっと楽しくて、聴いていると遊園地にいる時のような、楽しくてハッピー!!な気分になります。カフェに行きたくなるし、ケーキが食べたくなります。媒体を問わず何かをしたくなる作品は良い作品。これは私の自論です。
個人的な話になりますが、私は自分の分は自分で食べたい派の人間なので、アスランが『もちろん欲張ったってかまわない』と高らかに歌い上げてくれるの大変ありがたいです。うれしいってなります。『愛はいくつあってもいい』は金言。巻緒くんの「開店しま~す♪」の言い方大好き。

6.mermaid fermata(Altessimo)

今回選んだ10曲の中で、言語化するのが一番難しいかもしれません。
私の語彙力とないばかりにうまく言えないのですが、曲全体に漂う深い深い海の中にいるような静かな雰囲気がとても綺麗で素敵だなと思っています。しみじみと、噛み締めるように好きです。『セカイよ、君との嵐聞いていて』という歌詞が刺さって抜けません。
この記事を書くにあたって改めてじっくり聴いてみたのですが、一筋の希望に手を伸ばしているみたいな歌だなと思いました。

7.スリーブレス(FRAME)

個人的にスリーブレスって辛い人、頑張っている人に向けられた曲という印象があったのですが、もっと普遍的な、日常に寄り添っている歌なのかもしれないと思ったのが6th神戸です。
私は現地で主に熊谷さんを見ていたのですが、優しい表情や声から客席にいるプロデューサーひとりひとりに気持ちを届けようとしているのが伝わってきました。なんというか、そこに自分が含まれているのが嬉しかったんですよね。
一番で『現状維持でいい』とした上で二番で『一旦停止だっめ進行過程』と肯定に肯定を重ねている感じがとても好きだし、自信を持とうじゃなくて『迷子の自信探そうぜ』なのが私の好きな私たちを信じてくれるFRAMEで、嬉しくなります。『頑張らなきゃ失くした何か』はその人が日々当たり前にやっていることなんだろうな。
間奏のなんかバチバチしてるところ好きです。ライブで生きてる実感を叫べる日を心待ちにしています。

8.Compass Gripper!!!(FRAME、もふもふえん、F-LAGS)

ライブで披露する際、『方角を決めよう』で各々違う方向を指しているのがめちゃくちゃ好きです。
アイドルが自由に未来を見て希望を語るその中に自分がいるという事実、一生抱きしめたいです。いろんな捉え方や解釈があると思うのですが、私はこの曲の歌詞に出てくる“君”を自分のことだと思って聴いています。
なぜなら、大好きなアイドルが『未来を君と見たい』『希望って言葉を言い換えるなら 実際 君のコトだと信じてる』と言ってくれるのが嬉しいから。嬉しくて誇らしいからです。
別ジャンルの話になりますが、以前銀魂の空知先生が辛いときは横を向いてくださいという旨のことを仰っていたのが好きでして。コングリを聴くと、私はアイドルの横に並んで一緒に進んでいけるプロデューサーでいたいのだと実感します。

9.ミュージアムジカ(W、Café Parade、もふもふえん)

底抜けに明るくて前向きな曲と歌詞。聴いていると元気が出て、幸せな気持ちでいっぱいになります。日々起こる様々な問題やアンニュイな出来事を『ま、いいか』と笑い飛ばせるような精神性を持ちたいものです。
SideMの曲にはいろんな肯定があると思っているのですが、ミュージアムジカの『キャラ変がどうしたって? 最高じゃんか!』と変わることをなんでもないよという風に肯定してくれるところ大好きです。
変わることってこわいじゃないですか。変わった自分を他人に見せるのはもっとこわい。でも、アイドルが日常の延長戦みたいな気軽さで、目を見て笑って腕を引いてくれるなら(個人のイメージです)大丈夫だって思える気がします。

10.笑顔の祭りにゃ、福来る(彩、神速一魂、THE 虎牙道)

にゃ福って略称かわいいよね。
すっごく好きです。楽しい時に聴くともーっと楽しくなって、メンタルが最強になる気がします。ライブでいっぱい披露してほしい。声出しも解禁されたことですし、コールで祭に参加できるのが今から楽しみです。
眉間の皺に対して『我が物顔などさせません』と言い切り、『己の頑張りに』「イイよ!」と頷きバンザイと手を上げる前向きさ。失敗をくり返しても挑戦することを諦めない強さ。隣にはみんながいると示してくれる優しさ。楽しさと力強さと優しさが同居してるこの曲が私はとても好きです。
『「人生」ってお祭り』を楽しんでいきたいです!

以上です。好きな曲がたくさんあり10曲を選ぶのはとても難しかったのですが、同時にとても楽しかったです。今回、改めて曲と向き合い、SideM楽曲の好きなところのひとつに肯定の幅広さがあるなと思いました。
素敵な企画をありがとうございました。