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【全文無料】今さらながらアーマーガア

みなさん、こんにちわ。きりん(Twitter:@kirin_p7)と申します。
今回は「アーマーガアVMax」についての記事になります。

 なぜ5/28に発売される「イーブイヒーローズ」に収録される「ブラッキーVMax」やハイクラスデッキに収録される「インテレオンVMax」、「ゲンガーVMax」でなく、なぜ「アーマーガアVMax」なのか?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思いますが、それなりにいい位置にいるポケモンではないかと個人的に思ったので今回記事にしたいと思いました。
 現在環境で活躍しているポケモンではないのでこういうデッキもあるんだねくらいの一案として目を通していただけたら幸いです。
 まず初めにいい位置にいると思った理由だけ簡潔に説明させていただきたいと思います。

◇目次
1.「アーマーガアVMax」がいい位置にいると思った理由
2.「アーマーガアVMax」について
3.デッキレシピ
4.最後に

1.「アーマーガアVMax」がいい位置にいると思った理由

1)炎タイプのデッキが少なくなってきている。
2)特性が強いポケモンが増えてきている。
3)回復リソースを自然に使うことができる。

1)炎タイプのデッキが少なくなってきている。
 現段階(5/5時点)ですが、「はくばバドレックスVMax」、「こくばバドレックスVMax」のデッキが環境で活躍しているため、今まで活躍していた「ビクティニVMax」や「炎パーフェクション(ミュウツー&ミュウGX)」を使用したデッキが減っているため、炎弱点である鋼タイプが活躍できるのではないかと思った次第です。

2)特性が強いポケモンが増えてきている。
 5/28に発売される「イーブイヒーローズ」に収録される「ブラッキーVMax」やハイクラスデッキに収録される「インテレオンVMax」など強力な特性を持ったポケモンが出てきますが、「アーマーガアVMax」の【特性:ラスターボディ】で効果を受けないのが単純に強いと思いました。その他にも「ガラルジグザグマ」の【特性:かんしゃくヘッド】などダメカンを乗せてくる効果や「フィオネ」の【特性:ひきよせのうず】の効果も受けません。

3)回復リソースを自然に使うことができる。
 現在の環境は一撃で倒しにくるようなデッキは少ないかと思うのが個人的な感想です。「ドータクン」と組み合わせることで「モミ」で全回復できることができるため、殴り合いにも勝てるのではないか?というところです。

2.「アーマーガアVMax」について

◇ポイント

1)特性:ラスターボディ
2)キョダイハリケーンの打点が240点、デメリットあり
3)逃げエネが0

1)特性:ラスターボディ
 新弾で収録される「ブラッキーVMax」の【特性:ダークアイ】で”ベンチポケモンをバトルポケモンと入れ替える”ことから実質「ボスの指令」を使われるのは非常に強い特性であると思いました。
 他にハイクラスデッキに収録される「インテレオンVMax」の【特性:ダブルシューター】でベンチポケモンにダメカンを2個乗せられます。”キョダイウズマキ”を2回(280点)、【特性:ダブルシューター】を2回(合計40点)使用されると合計320点になります。
 上記の特性を全て無効化できるのは強みの一つであると思います。今後も強力な特性を持つVMaxが収録されてくるとより強みになるはずです。

2)キョダイハリケーンの打点が240点、デメリットあり
3)逃げエネが0
 打点が240点はタッグチーム、VMaxを一撃で倒しきることはできませんが、Vポケモンを倒すには十分な火力です。しかしながら、”次の自分の番、このポケモンは「キョダイハリケーン」が使えない。”というデメリットがあるため、”1ターン技を使用しない”、”別のポケモンで攻撃する”か”逃げてから入れ替えカードで再度バトル場へ出す”の三択になります。

・”1ターン技を使用しない”
 ⇒「ザシアンV」で【特性:ふとうのつるぎ】を使用して手札を増やす。
  ⇒その間にサイドを取られる可能性があるため、選択:小

・”別のポケモンで攻撃する”
 ⇒「ドータクン」の【特性:メタルトランス】でエネルギーを別のポケモンに移動し、「アーマーガアVMax」が逃げエネが0であるため、エネルギーを減らさず別のポケモンで技を使うことができる。
  ⇒「ドータクン」の特性を止めることができるカードは少ないため、立てることさえ出来れば現実的な選択肢、選択:大

・”逃げてから入れ替えカードで再度バトル場へ出す”
 ⇒逃げてから入れ替えカード1枚で技を使うことができるので要求値が一番低く技を使うことできます、選択:大

といったところから、デメリットでありますが少ない要求値で再度、技を使うことができるのでデメリットというデメリットではないのかと思うところです。

3.デッキレシピ
 炎タイプ切り気味の一般的な構成です。

デッキコード:Yx8cDc-xCtDmC-4cYcxc

◇立ち回り
1)アーマーガアドータクンループ
「アーマーガアVMax」を2体、「ドータクン」を1体立てつつ、「アーマーガアVMax」の逃げエネが0と「ドータクン」の【特性:メタルトランス】を活かしてエネを動かしてキョダイハリケーンのデメリットを無くして攻めていくプランです。またモミとも相性がいいので一撃で「アーマーガアVMax」が倒されなければドータクンの特性でエネルギーを別のポケモンに付け替えて全回復することも可能です。

主な立ち回りは上記の一つだけになりますが、「アーマーガアVMax」、「ドータクン」が立たなかった場合、「ザシアンV」+「メタルソーサー」を使用して前のめりに攻めていく方法になります。

◇採用カード ※一部採用カードは省略。

1)アタッカーポケモン(メインアタッカー、サブアタッカー)

・「アーマーガアVMax」、「ザシアンV」
 アーマーガアドータクンループをすると「アーマーガアVMax」を2体立てた方が入れ替え札の要求が減る(逃げエネが0である)ため2体立てたいですが、そうするとサイドを3-3で取られてしまう可能性があるため対面によって「アーマーガアVMax」を1体だけ立てて「ザシアンV」を挟んでいくのもいいかもしれません。たぶんそうした方がいい気がします。
 「ザシアンV」は言わずもがな先攻1ターン目からドローソース、エネルギー加速も兼務でき、たねポケモンで3エネ230点も出る優秀なポケモンであるため鋼タイプを使うデッキは必須ですね。

2)サポートポケモン

・「ドータクン【特性:メタルトランス】」
 使用感的には立ったら強いけど、立たなくても最悪何とかなる(手張り2回+「メタルソーサー」等)のはなるという感じなので余裕があれば立てたいという感じです。

・「デデンネGX【特性:デデチェンジ】」
 初手事故の場合、強引にモミを引きにいく要因で採用。

・「ミュウ【特性:ベンチバリア】」
 次環境がどうなるかはわかりませんが現環境だと入れておくに越したことはない1枚ではないかと思います。主にれんげきウーラオスですが、その他にはバシャーモゼラオラ、インテレオンのような計3デッキに対してベンチ狙撃を防ぐことができます。やはり先攻2ターン目に「れんげきウーラオスVMax」の”キョダイレンゲキ”でドーミラーが2体取られるというのは痛いです。

・「マーシャドー【特性:リセットホール】」 
 「クイックボール」、「ポケモン通信」、「キャプチャーエネルギー」から「頂への雪道」を対処できるカードであるため採用しています。現環境だとほぼ必須みたいなところもありお馴染みのカードであるとは思います。使いどころは、主に後攻1ターン目に「ザシアンV」の【特性:ふとうのつるぎ】、「デデンネGX」の【特性:デデチェンジ】を使う際にセットになります。

3)グッズ

・「ジャイアントボム」
 確定でサーチできるカードではないので都合がいいカードではありますが、「アーマーガアVMax」の”キョダイハリケーン”が240点出るため、返しに180点以上ダメージを与えられた場合、合計340点になるので一番HPの大きい「ムゲンダイナVMax」を倒すことができます。【特性:ラスターボディ】で「レパスダスV」の【特性:かくしヅメ】の効果も受けないため、「ツールジャマー」か「ツールスクラッパー」などのカードでしかとラッシュされないのも地味に強いかもしれません。 

4)サポート

・「モミ」
 「ドータクン」の【特性:メタルトランス】で鋼エネルギーを別ポケモンに付け替えれることから、全回復できるが付いているエネルギーをトラッシュするというデメリットを補完することができます。基本的に320点を一撃で倒すことのできるデッキは限られていると思うので、一度ダメージを流すことができるのは強い動きをできるのではないかと思います。

5)スタジアム

・「混沌のうねり」
 潤沢にエネルギーを付けていきたいところから「トキワの森」との二択でしたが、盤面準備が出来ていない時に貼られる「頂への雪道」の方が辛いところがあったため、「混沌のうねり」を採用しました。

6)エネルギー

・「コーティング鋼エネルギー」
 確定サーチもなく、1枚だけの採用は都合が良すぎるかもしれませんが、1枚だけ採用していれば、たまたま引いて弱点対面防げたらラッキーくらいの気持ちで採用しています。現環境で炎デッキとなると当たる可能性が少ないデッキタイプだと思っていますので割り切ってキャプチャーエネルギーを1枚増やすか、確定サーチを入れる選択肢は個人的にはないので基本鋼エネルギーを1枚減らして1枚増やします。

・「キャプチャーエネルギー」
 ポケモンをサーチするグッズが「クイックボール」、「ポケモン通信」、「しんかのおこう」の計7枚(たねポケモンをサーチできるのは6枚)なので、他ポケモンサーチが欲しいところの部分で採用しています。「ザシアンV」が技を使う、「ドータクン」でエネを動かす分には不自然なところはありますが、「アーマーガアVMax」が技を使う分には”鋼2無色1”で使うことができるため問題ないところではないかと思います。

◇採用検討カード

・「ヤレユータン【特性:さるじえ】」
 「ザシアンV」の【特性:ふとうのつるぎ】とも相性が良く、「マリィ」で手札を流されてしまう可能性があるので、山札の上に「モミ」を置いておくのに有効な一枚ですが、ベンチの枠が空いていないので今回は不採用。

4.最後に

 「アーマーガアVMax」の記事は以上になりますが、如何だったでしょうか?環境に入れるようなデッキではなく、構築自体はありがちな構築になっているかとは正直私自身も思うところではあります。しかしながら、使ってみて楽しいデッキではあるとも思いますのでよろしければ一度組んで使ってみて改善点などあれば教えていただきたいです。
 5/28に新弾である「イーブイヒーローズ」も発売されるので新環境で気になるカードがあればまた記事にしたいと思います。
 最後まで読んでいただきありがとうございました。

以上

作成者:きりん(Twitter:@kirin_p7)

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