Vol.9 その時 歴史は動いた!Part1「声が響いた」
私は、社会人を経験してから、26歳の時に大学生になりました。
現役で入学した子たちよりも、8歳お姉さんだったけど、年下のカワイイ同級生ともフツーに楽しく過ごせました。
オトナになってから入った「大学」で、初めて知った、数々の衝撃事実について、いくつかのトピックを分けてお送りします。
今回は『声が響いた』 をお送りします。
私は、これまで、フツーに話す人の声が聞き取りにくいために、相手に聞き返したり、聞こえたふりをしたりして過ごすことが多々ありました。
自分は「聞こえにくい」し、「聞こえない」し、だから聞こえにくい時に聞き返すのは、特別なことではなく、むしろ「自分の耳がワルイから当たり前」で、それは仕方がないと思っていました。
しかし、大学に入って、音楽の先生・声楽の先生の声を聞いた瞬間に、
「なんだコレは!!声が、言葉が、端から端まで全部わかる!!」
「私が、今まで聞いていた “日本語” はいったい 何だったのか?」と衝撃を受けたのです。
歌を歌うお仕事に就かれている人たち、特に マイク を使わずに歌を歌う「オペラ」などの仕事をする人たちは、普段から声や言葉を発するための「トレーニング」 をしているそうです。
そのトレーニングのお陰なのか、フツーに日本語を話す人たちとは、何かが違う。
声が見える。感情が分かる。色が見える。足や肌で振動を感じる。
すべてが初めての経験でした。それは、難聴の私が耳や肌で聞いても、明らかな違いがよく分かり、大きな感動を受けた瞬間でもありました。
「声」って、ちょっとカッコイイかも…。
そこから、私の「声の探求」が始まりました。
*下記の「PDF資料」をダウンロードしていただくと、ご覧になれます。
今回は、ここまで…
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