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「歳とったなぁ」といつから言い出すんだろう。

12月に入り「今年もあと26日」と誰かがテレビかラジオで言っていたのを聴いてゾッとした。そしてそれをそのまま仕事先の先輩に言ったら、「うぇっ!」と声をもらして顔を歪めた。

かと思えば、歳をとると時間が経つのが早くなるよねという世間話で、わたしの同僚は、「俺はそんなことない。そんなこと考えたこともない。」となぜか不機嫌そうに言っていた。そうなんだ。珍しい。それにしてもなぜ不機嫌そうなんだろう。

まぁ、みんながみんな、歳とったからって月日が過ぎていくのが早く感じるわけではないかもしれない。うんうん。でも「ふーん。」としかわたしは返さなかった。なんか不機嫌そうな態度が面倒くさかったから。

「歳とったなぁ」と人は何歳頃から言い出すんだろう。わたしは二十歳過ぎたら言い出してた気がする。「もう若くないよね」って。あんなに若かったのに。二十歳なんてなんでも出来るじゃないか。って、20年後のわたしが今のわたしに言うんだろうけど。

わたしの同僚はもしかしたら「歳とると時間経つの早く感じるでしょ?!」と何回も言われたのかもしれない。「今日寒いよね?!」くらいに。でもその度に、違うんだよなぁ、と思いつつ、反論出来なかったのかな。それともわたしに言ったように、毎回反論してるのかな。不機嫌そうに。

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