見出し画像

ハラハラ・ドキドキが人生

  不安常住。この言葉は、不安や悩みは、死ぬまでついてまわるという意味ですね。

  「人生、山あり谷あり」。誰しも浮き沈みはあるものです。一つの問題が解決して、不安が去ったら、しばらくは凪の期間がありますが、また別の悩みが浮上してきて心が乱される。人生はその繰り返し。

  だから、不安を安心に変えようと頑張らないこと。不安を抱えたままで、目の前のやるべきことに一生懸命取り組む。

 何もすることがない人は、外に出てアンテナを張って、少しでも興味を引くものがあれば、勇気を出してトライしてみる。

 それでも何もひっかからなかったら、とりあえず断捨離に励む。

 家の中に溜め込んだガラクタを思い切って処分して空間を広げる。家の中がスッキリすると、心も人間関係もスッキリしますよ。

 さて、そうは言っても、押し寄せてくる不安をどうにかしたい、放っておけないという人には「不安を直視する」という方法もあります。

 何が不安なのか、自身の心をしっかり見つめ、不安が的中した光景をあえて想像する。

 たとえば、会社の倒産、リストラ、大病、親しい人との別れ、孤立、飢餓、見下され、罵倒される…。考えうる悲惨な状況をリアルに思い描いてみる。恐怖で目を背けたくなりますが、逃げずに見つめ続ける。

 すると、最悪の事態がやってこようとも「これもまた人生」と受け容れる覚悟ができてきます。いつの間にか、恐怖心と不安が薄まってきて、気にならなくなります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?