苦手な人とのつき合い方

　運がいい人の特徴の一つに「社交的で、誰とでもコミュニケーションがとれる」が挙げられます。そこで、苦手な人や気にくわない人とでもそれなりに交流できるためのヒントをいくつか述べてみましょう。

　①自慢する人
　自慢したり、威張ったり、見栄を張ったりする人のことを大半の人が不快に思うことでしょう。彼らと接したときは、こう考えましょう。「自慢したい時期は誰しもあるもの。まだ、自分をよく見せたいという段階なんだなぁ。そのうち、みっともないって気づいて、言わなくなるんだなぁ」と。

　そして、自慢話を聞かされて嫌気がさしているあなたも、やがては今の段階を越えていき、笑って聞き流せる時期が来るのです。

　②よく怒る人
　どんなときに人が怒るかと言えば、まず、困っているとき。そして不誠実に扱われたときです。だから、怒っている人を見かけたときは「何で困っているのだろうか。私に手助けできることはないだろうか」と思いを巡らせてみましょう。

　③ルールや約束を守らない人
　いい加減な人やマナー違反する人をみかけたときは、一言注意したくなるものですが、その前に次のことを思い出しましょう。「その程度のことは自分にも経験がある。これから私も気をつけていこう」。このように心に刻めたら、穏やかに指導できるものです。

　④イヤな性格の人
　性格や意見が合わない人と出合ったときは「その人の性格や価値観も天からの授かり物」。そう思って、とりあえず受け入れてみる。

　その人の存在価値を見つけてみようと思えたら、あなたも運のいい人生の波に乗れます。