両面を受け入れる

　人には「気にかけてほしい」と「放っておいてほしい」という２つの欲求があり、その狭間で、いらだったり、寂しくなったりします。
　家族のような近い関係では、口げんかしては落ち込み、時が経てば、また仲良くなって、相手を思いやれるというサイクルを繰り返します。反発したり、支え合ったりするようになっていて、それでバランスがとれている。
　喜びと悲しみ、その双方を経験することに価値があり、人生の深みが増していくのです。