ヨッピーさんのおおつねまさふみさん批判記事における疑義について
風呂に入りながらPR記事を書く達人、ヨッピーさんが、ベテランのネットウォッチャーおおつねさん(以下、otsune師)について批判記事を書いていました。
両者を良く知る人間として、私も一言述べないといけないと思うのですが、大きく分けて2つのテーマについて2つの記事に分割して言及したいと考えています。
まず、ヨッピーさんの記事について、大きな疑義を感じたのはこちら。
スパイクアウト1面に出て来る、赤いデブと白い女のコンビかと思ったわ。壁際に追い込んでテンシンの16Kコンボカマしてやろうかと思ったわ。
この『スパイクアウト』の「一面」とありますが、これはゲームセンターで一番出回っているバージョン『スパイクアウト ファイナルエディション(FE)』の一面であるならば、これは第一ステージ「スパイカーズキャンプ」のことであり、ボスは火炎放射器がチャームポイントのパイソンさんであって、男女二人組ではありません。
問題の男女二人組は、おそらく『スパイクアウトFE』の第二ステージ、「ディーゼルタウン」最初の面に登場するボス、ダグラスさん(赤い服を着た男)とノーラさん(白タイツを着た女)ではないかと思います。
繰り返しになりますが、ヨッピーさんはこのノーラさんに「壁際に追い込んで」「16Kコンボ」と表現しています。
当『スパイクアウト』では、壁際でのけぞり浮きしているキャラクターは、壁の摩擦でゆっくり落下してくるという素敵仕様が入っていますので、一人プレイでカウンターストップ(一人で999万9,999点取ってこれ以上点数が入らないほどのプレイをすること)を狙う場合はここで点数を稼ぐ必要があります。
ここでいう16Kコンボとは、連続ヒット6回目以降に、最大のチャージ攻撃であるC4が相応に近い距離でヒットした場合、1万6,000点が入る、という仕様です。普通に単発のC4を当てても入る点数は700点から1,000点ですので、このC4という長いチャージが必要な打撃をいかにコンボに入れて繋げるかがこのゲームにおける高得点の肝となることは忘れてはなりません。この16Kコンボを抜きにしてカンストを語ることはできず、この技を軸にホワイト、テンシンは高得点を狙っていくのが基本になります。スパイク、リンダはこれらの16K(24K)コンボが安定して成立しませんので、地道に泣きながらC2で6,400点を稼ぎつつ高得点を目指していきます。
一方、ヨッピーさんはテンシン(天心)使いのようですが、軽量級ボスであるノーラさんに対してB+J→即溜めC3→B×3→C4の、安定16Kコンボは狙っていないようです。コンボ中に雑魚などから邪魔されるのを警戒しているのかもしれませんが、ここで日和っては駄目です。せっかくテンシンには壁無し16Kコンボがあるのですから、積極的に狙っていかなくてはいけません。何より、ノーラさんは空中受け身を取りませんので、技のスキをついてB+Jさえ入れば16Kはほぼ確定です。
なお、私は長らくリンダ使いでしたが、平地で安定する16Kコンボが一つもなく、カンストを狙うなら壁際で手間暇かけて雑魚を横向きにC3→壁方向にC+小J×2→大JからのB×2→C4を続けるほかありません。涙ぐましい作業の連続であります。一人ひとり、雑魚を丁寧に、丁寧にピヨらせながら16Kコンボを重ねていく以外に、リンダにはオペラ前カンストへの道はないのです。残念でなりません。左足が前で左壁を見ながら敵と対面しているのであれば、B+J→B→B×3→C4もあるのですが、確実性が低く、条件が厳しいうえに最後のC4が遠くなるので16Kではなく点落ちしてしまうという大きな欠点があります。時間がかかるうえ、ステージによってはタイムアウトになりやすいのも難点です。
それゆえに、ヨッピーさんは豊富な16Kコンボチャンスのあるテンシンを使っていながら、ノーラさん相手に壁際での16Kコンボを狙うという緩いプレイスタイルを公言しており、一人のスパイクアウトプレイヤーとして残念でなりません。ヨッピーさんほどの人であれば、もっと高みを目指すべきです。何しろ、テンシンの壁際であれば、大J(登り蹴り)からのB×2→着地後B×3→C4で余裕で16Kコンボが出てしまいます。許しがたい。実に許しがたい。何となれば、B+J→大JからのB×2→B×3→C4でも、B+C一段止め→大JからのB×2→B×3→C4でも、簡単に16Kコンボが出ます。
本気でヨッピーさんも戦うのであれば、そういうぬるいことを言うべきではなく、やはり根性を入れて一面から積極的に平地16Kを狙っていくことが広く求められていると思います。
やはりこの点は看過されるべきではないと感じましたので、重ねて指摘させていただきます。
こちらからは以上です。