![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36948289/rectangle_large_type_2_8c3bd39d73852545d5562899b9656baf.png?width=800)
「女子」つけるなって言われても
いわゆる商売やマーケティングのためのレッテル貼りはツールとして「分かりやすさ」と「ドメインの規定」のために必要不可欠なんですが、まいどこの手の話で言うと「女子ってつけないで」ってクレームが来ます。
そもそもこの「#ワークマン女子」は急成長してきたワークマンの主要顧客の結構な割合が男性だった(当たり前だ)ので、さらなる成長をするためにはワークマンの「働く人のためのブランド」と「国内販路直結のためのドメイン維持」を両立させるために女性開拓をしなければならないという必然によるものです。
少数株主的には多少の不安を抱えながらももっとやれという印象しか湧かない施策ですが、従来のワークマンを支えた希少な女性客からは「ワークマン女子っていう店名やキャンペーンはやめて!」などの話題も出ています。
当然、この記事を告知したツイートには酷評がぶら下がるわけですけど、実際には店舗は盛況で人だかりになっています。この状況が続くのかどうかは分かりませんが、ネットで反対を騒ぐ人は多くても、実際に来店して売上が大きければネットでの声は「貴重なご意見ありがとうございます」と捌きながらせっせとマーケ頑張ったほうがいいよねって話になるんですよね。
ワークマンが作業服を扱わない新業態「#ワークマン女子」1号店を公開しました。オープンは今週16日を予定。新業態では女性の集客を強化し、最終的に1000店舗体制を目指します。https://t.co/ENmzfRn6n1 pic.twitter.com/EkMMOr0gVf
— FASHIONSNAP.COM (@fashionsnap) October 14, 2020
もちろん、いきなりステーキだろうが牛角だろうが外食同様アパレルも同一ブランドの拡大は刈りつくしによる飽和した後が勝負なので、その辺の勝算があったうえでの展開であろうことを期待してやみません。
で、この手の厳然と性別差がある商品を扱っていることを知っていながら「女性向けマーケをやめろ」とか「ワークマン女子のような店舗を開発するな」などというジェンダーの問題に置き換えて騒ぐネット民は少なくありません。そろそろ敬遠するか無視するノウハウをみな培ったほうがいいと思うんですよね。お前だけが客じゃねえんだよ。
この手の話が出てくると、性別差に関わる文言は何かとイチャモンがついて絡まれて面倒くさいので触るのは控えようというムードになります。そんな差別的な意図がなかったとしてもですよ。この手のお気持ちについては丁寧に敬遠して無視するほかないんだろうとは思いますね。
神から「お前もそろそろnoteぐらい駄文練習用に使え使え使え使え使え」と言われた気がしたので、のろのろと再始動する感じのアカウント